犬猫小町(準備中)
PLATE 181 · 2G
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はJKC公式の犬種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

使役犬 / 大型

ジャイアント・シュナウザー

Giant Schnauzer

FCINo.181グループ2G 使役犬原産ドイツ更新2026.07.14

番犬・警備・救助などで人と働いてきた犬のグループです

体高 / JKC標準

60–70cm

020406080cm
体重
35–47kg
雄・雌ともに35-47(JKC標準に規定あり)
寿命の目安
10–12
個体差があります
運動量
60–120分/日
作業/頭脳系
被毛
二層になった、ごわごわとかたい毛
(ワイヤー)。あごひげと濃い眉がこの犬種の目印です。毛を抜く・刈るお手入れを定期的に受ける必要があります

公認毛色 ピュア・ブラック・ソルト・アンド・ペッパー・ブラック・アンド・シルバー

この犬種の食事の要点

体が大きく、よく動く犬です。胸が深い体型なので、一度にどっさり与えることと、食後すぐのはげしい運動は避けてください。

胃がねじれると命に関わります。体重が増えるほど関節の負担も増えるので、量は決めて与えましょう

  • 胸が深く体が大きいので、胃がねじれるトラブルが起きやすい
  • 体重が重いぶん関節にかかる負担が大きい
  • 運動量に合わないカロリー設定
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

すぐに動物病院へ
胃拡張・胃捻転(GDV/bloat)
気づきのサイン胃がふくらんでねじれる、命に関わる緊急のトラブル。胸が深くて体の大きい犬に起こりやすい病気です。おなかが張る、吐こうとしても何も出ない、そわそわして落ち着かない。迷わず救急へ
股関節形成不全
気づきのサイン後ろ足のつけ根の関節がうまくかみ合わない病気で、大型犬にとても多く見られます。育ちざかりの、歩き方がぎこちない、おすわりで足を横に投げ出す、立ち上がるのに苦労する——このあたりが最初のサインです
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甲状腺機能低下症
気づきのサインのどにある甲状腺のはたらきが弱くなる病気。中年以降に、元気がなくなる、体重が増える、左右対称に毛が薄くなる、皮膚や耳の炎症をくり返すという形で表れます
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肘関節形成不全
気づきのサイン前足のひじの関節がうまく育たない病気。若いうちに前足を引きずる、運動のあとに痛がる。こうした様子で気づきます
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趾(指)の腫瘍・その他の腫瘍(このサイトの疾患ページは未作成)
気づきのサインこの犬種は大型犬のなかでも腫瘍がやや多いとされ、とくに指先にできる扁平上皮癌が知られています。指がはれる、出血する、爪の形がおかしい。どれも受診の合図です(断定ではありません)
離断性骨軟骨症(OCD・このサイトの疾患ページは未作成)
気づきのサイン育ちざかりの大型犬で、肩などの関節の軟骨がはがれてしまうトラブル。運動のあとに足を引きずっていたら疑ってください(こちらも断定ではありません)
胃拡張・胃捻転症候群(GDV)
気づきのサインこの犬種で報告のある病気です。サインと受診の目安は疾患ページに書いています
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KBに項目のある病気は frontmatter からリンクしています。KBにまだ項目がないもの(指にできる扁平上皮癌などの腫瘍、離断性骨軟骨症=OCD、自分の体を攻撃してしまう自己免疫の病気)は、下の表に文章で書いています。

遺伝子検査で調べられるものビタミンB12(コバラミン)を腸から吸収できない遺伝の病気に関する検査(一般値)。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください

性格とケア

JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この犬種の性格とケアの要点

主人に忠実で賢く、力と体力にあふれた大型の働く犬。散歩や遊びをよく楽しむ子が多く、家族との時間を大切にする傾向があります。

暮らしの中では、サロンでの定期的なカット・毎日の運動の時間の確保・留守番を長くしすぎない工夫に手をかける時間が長くなります。

毎日の運動量が多いことと超大型犬ならではの力の強さから、初めて犬を迎える人には難易度が高めとされる犬種です。しつけ教室やトレーナーなど、相談できる相手を先に決めておくと進めやすくなります。

  • サロンでの定期的なカット
  • 毎日の運動の時間の確保
  • 留守番を長くしすぎない工夫

気質

甘えん坊度4
子どもとの相性3
犬同士の相性3
ほかの動物との相性2
人なつこさ2
活発さ4
吠えやすさ3
しつけやすさ4
初めての飼い主向き2

暮らしの負荷

抜け毛の多さ2
太りやすさ3
暑さへの強さ3
寒さへの強さ4
サロン依存度4
デンタルケア優先度2
集合住宅への適性2
留守番への耐性2
運動量の目安5
運動のタイプ
走る、物を引く、守る・運ぶといった仕事、そして頭を使う課題。もともと働く犬なので、退屈させると困った行動が出ます。やることを与えてください
お手入れ
ブラッシングは週に数回。あごひげと脚まわりの毛は汚れやすいので、そこも忘れずに。かたい毛質なので、サロンでの定期的なカットが前提になります
トリミング
必須(6〜8週に1回が目安。毛を抜く方法〈ストリッピング〉かバリカンで刈る方法)

解説

ジャイアント・シュナウザー

沿革

もとはドイツ南部で牛を追う仕事をしていた、働く犬です。19世紀から20世紀に変わるころ、繁殖家たちがこの犬の仕事ぶりと性格のよさに目をつけました。1913年からスタンダードブックに登録され、1925年には作業犬として正式に認められています(JKC沿革より要約)。スタンダード・シュナウザーを大きく、力強くしたシュナウザー最大のタイプで、いまは警察犬や護衛犬としても活躍しています。

一般外貌

JKC標準:「大型で、力強く、スリムというよりは、がっしりしている。スタンダード・シュナウザーを大きくし、力強くした印象である。落ち着いており、警戒心に富み、その外貌は威厳に満ちている」。見た目の特徴は、ごわごわとかたい毛と、シュナウザーの象徴であるあごひげと濃い眉。この毛質を保つには、定期的に毛を抜くか刈るお手入れが要ります。

性格と暮らし

JKC標準の性格記述:「この犬種の典型的な性格は気立てがよく、穏やかな気質で主人に対して忠誠心をもつ。感覚器官が非常に発達しており、利口で、訓練しやすく、力強く、忍耐力があり、敏捷で、天候や病気に対する抵抗力がある」(出典: JKCジャイアント・シュナウザーページ 2026-07-14確認)。 覚えがよく、作業犬や警察犬として働ける犬です。そのぶん力もスタミナもあり、退屈させたり運動が足りなかったりすると、いたずらや吠えにつながります。

警戒心も強めです。子犬のうちからいろいろな人や場所に慣らし、家のルールをぶらさずに教えてください。犬を飼うのが初めての人には向きません。

ケアのポイント

毎日のお世話の中心は毛です。6〜8週に1回のトリミングに加えて、あごひげと脚まわりの汚れを落としてください。サロンとのつきあいが長くなる犬種です。

運動は1日60〜120分。それだけでは足りず、仕事や頭を使う課題も要ります。ここを満たしてあげると、困った行動がぐっと減ります。

胸が深く体も大きいので、胃がねじれるトラブルには一番気をつけたいところ。一度にどっさり与えない、早食いさせない、食後すぐにはげしく動かさない。この3つを守ってください。体重と関節の管理もセットで考えましょう。

出典

2

  1. 01ユーティリティー・ドッグ及びコンパニオン・ドッグ
    出典サイト ↗
  2. 02利口で訓練しやすい

このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。