実物の写真はJKC公式の犬種紹介や画像検索もあわせてご覧ください。
使役犬 / 中型
スタンダード・シュナウザー
Standard Schnauzer
番犬・警備・救助などで人と働いてきた犬のグループです
体高 / JKC標準
45–50cm
- 体重
- 14–20kg 牡牝共通 14-20(JKC標準)
- 寿命の目安
- 13–16年 個体差があります
- 運動量
- 60–90分/日 知的刺激
- 被毛
- 二層の硬い毛 (ワイヤーコート)。上はかたくざらついた毛で、下は密な毛。太い眉と口ひげがシュナウザーの仲間に共通する目印です
公認毛色 ブラック(黒い下毛を持つ純黒)・ソルト&ペッパー
この犬種の食事の要点
よく動く中型の働く犬です。運動量に見合った量を守って、太らせないようにしてください。かたい毛と皮膚の調子を保つことも、この犬種では気にかけたい点です(広く知られている範囲の情報)
- 運動量のわりに与えすぎて太る
- しつけのおやつで積み上がるカロリー
かかりやすい病気と、気づくサイン
この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります
ここに挙げたのは、どれも「傾向がある」「多く見られるとされる」という程度の話です。国内では症例が少なく、犬種ごとの統計もほとんどありません。 抜け毛は少ない犬です。そのかわりトリミングは4〜8週ごとに必要になります。本来かたい毛は抜いて整えるものですが、日本ではバリカン仕上げが主流。 毎日やることは2つ。口ひげの汚れをふくことと、脚の飾り毛がもつれないよう梳かすことです。 活発な働く犬なので、運動は1日60〜90分。そこににおいを使う遊びや頭を使う課題を足して、体と頭の両方を満たしてください。 眉と口まわりをさわられるのに慣らしておくと、サロンでも診察台の上でもらくになります。
性格とケア
JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります
この犬種の性格とケアの要点
遊び好きで素直、静かに家を見張る用心深い犬。散歩や遊びをよく楽しむ子が多く、教えたことをよく覚える傾向があります。
暮らしの中では、サロンでの定期的なカット・毎日の運動の時間の確保・歯みがきを習慣にすることに手をかける時間が長くなります。
難しさは中くらいで、毎日の運動量が多いこととサロン通いが前提になることに見通しが立つかどうかが分かれ目になります。
- サロンでの定期的なカット
- 毎日の運動の時間の確保
- 歯みがきを習慣にすること
気質
暮らしの負荷
- 運動のタイプ
- 走ること、見張ること、においを使う遊び、頭を使う課題。ネズミを追った犬ならではの探し好きと、働く犬の意欲の両方があります
- お手入れ
- ブラッシングは週に2〜3回。口ひげと脚の飾り毛がもつれないように梳かしてください。ごはんと水のあとは、ひげの汚れをふくのが毎日の仕事になります
- トリミング
- 必要(4〜8週ごと。本来は伸びた毛を抜いて整える方法ですが、日本ではバリカン仕上げが主流です)
解説
スタンダード・シュナウザー
沿革
シュナウザーの仲間のもとになった犬です。もともとは南ドイツで、馬小屋をすみかにする番犬でした。用心深く、ネズミをあっという間に捕まえたことから、はじめは「ねずみ取り」と呼ばれていたそうです。
1895年にドイツでピンシャー・シュナウザー・クラブができたとき、「ラフ・ヘアード・ピンシャー」の名でこの犬種が加わりました(JKC沿革より要約)。のちに、これを小さくしたミニチュア・シュナウザー(FCI 183)と、大きくしたジャイアント・シュナウザー(FCI 181)が作られています。
一般外貌
中くらいの大きさで、細くはなくがっしりした体つき。毛はかたくざらついていて、太い眉と口ひげがシュナウザーの仲間の象徴です(JKC標準)。横から見るとほぼ四角い体型。
公認されている毛色は、下の毛まで黒い純黒のブラックと、白と黒がまざったソルト・アンド・ペッパーの2色です。
性格と暮らし
JKC標準の性格記述:「典型的な特徴として活発で、かつ平静さを兼ね備えている。性格が良く、遊び好きで、主人に対して献身的である。子供好きで、素直で、用心深いが、うるさくはない」(出典: JKCスタンダード・シュナウザーページ 2026-07-14確認)。 働く犬らしく活発で、仕事への意欲が高い犬です。素直なのでしつけもよく入ります。そのいっぽうで番犬の気質があり、知らない相手には用心します。
ネズミを追ってきた犬なので、探したい気持ちが強く、小動物にも反応します。運動と、においを使う遊び、頭を使う課題。この3つで満たしてやると、家の中が落ち着きます。
JKC標準にも「うるさくはない」とあるとおり、番犬の気質のわりに吠えは抑えやすいほうです。
このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。