犬猫小町(準備中)
PLATE 33 · 6G
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はJKC公式の犬種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

嗅覚ハウンド / 中型

グラン・バセット・グリフォン・バンデーン

Grand Basset Griffon Vendeen

FCINo.33グループ6G 嗅覚ハウンド原産フランス(バンデー地方)更新2026.07.14軟骨異栄養性

鼻のよさで匂いをたどり、獲物を追いかけてきた犬のグループです

体高 / JKC標準

39–44cm

020406080cm
体重
18–20kg
約18-20(一般値・ロイヤルカナン/AKC。犬種標準に体重の決まりはありません)
寿命の目安
12–14
個体差があります
運動量
60–90分/日
鼻を使う運動
被毛
粗くてかたい長い毛が二層に生えています
もじゃもじゃの眉と口ひげ、その下に厚い下毛。脚が短く胴の長いバセットの体型です

公認毛色 ホワイト&ブラック・ホワイト&オレンジ・ブラック&タン・フォーン(ホワイト混じり可)・トライカラー・野ウサギ色/オオカミ色/アナグマ色/イノシシ色(グレー系の伝統色)

この犬種の食事の要点

猟犬の血筋でよく食べ、放っておくと太ります。動いた量に合わせて食事の量を決めてください。

鼻が利くぶん、落ちているものを拾い食いしがちです。散歩中は口元にも気を配って。胴が長い体型なので、増えた体重はそのまま背骨と関節にのしかかります

  • よく食べて太りやすい
  • 拾い食い・誤食(鼻が利くため)
  • 太りすぎで背骨と関節に負担
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

特発性てんかん
気づきのサイン原因のはっきりしないけいれん発作が起きる病気。この犬種では比較的注意されています。突然全身がけいれんし、意識がなくなります。発作の様子をスマホで撮っておくと、診断の大きな助けになります
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股関節形成不全
気づきのサイン後ろ足のつけ根の関節がうまくかみ合わない病気。よく動く犬種だけに関節への負担が大きめです。育ちざかりの歩き方のおかしさ、立ち上がるまでのもたつきに気づいてください
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肘関節形成不全
気づきのサイン前足のひじの関節がうまく育たない病気。若いうちから前足を引きずる、運動のあとに痛がるという形で出ます
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椎間板ヘルニア
気づきのサイン背骨のあいだのクッションがずれて、神経を押してしまう病気。胴が長く脚の短い体型は起こりやすいとされます。背中を痛がる、後ろ足がふらつく、段差をいやがる——このときはすぐ動物病院へ
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外耳炎
気づきのサイン長い垂れ耳と粗い毛で、耳の中が蒸れます。頭をぶるぶる振る、耳がにおう、しきりに掻く。そんなときは耳をのぞいてみてください
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KBに項目はないものの、この犬種でよく挙がる病気がほかにもあります。リーシュマニア症(地中海地域の虫が運ぶ感染症。日本ではまれですが、原産地の情報として挙がります)と、乾燥やかゆみといった皮膚のトラブルです。どちらも「多く見られる」という傾向の話で、診断をつけるのは獣医師の仕事です。

性格とケア

JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この犬種の性格とケアの要点

陽気で人懐こいが、においを追い始めると止まらない猟犬。自分で判断して動きたがる子が多く、気づいたことを声で知らせようとする傾向があります。

暮らしの中では、毎日の運動の時間の確保・留守番を長くしすぎない工夫・歯みがきを習慣にすることに手をかける時間が長くなります。

指示より自分の判断を優先しやすいことと毎日の運動量が多いことから、初めて犬を迎える人には難易度が高めとされる犬種です。しつけ教室やトレーナーなど、相談できる相手を先に決めておくと進めやすくなります。

  • 毎日の運動の時間の確保
  • 留守番を長くしすぎない工夫
  • 歯みがきを習慣にすること

気質

甘えん坊度4
子どもとの相性4
犬同士の相性4
ほかの動物との相性2
人なつこさ4
活発さ4
吠えやすさ4
しつけやすさ2
初めての飼い主向き2

暮らしの負荷

抜け毛の多さ3
太りやすさ3
暑さへの強さ3
寒さへの強さ4
サロン依存度2
デンタルケア優先度3
集合住宅への適性2
留守番への耐性2
運動量の目安4
運動のタイプ
においをかぐ、たどる、走る。とにかく体力があります。いつもの道をただ歩くだけでは満足しません
お手入れ
ブラッシングは週に数回。もつれをほどき、抜けきらない古い毛を取り除きます(ときどき手で抜いて整えると毛質が保てます)。垂れた耳の中を定期的に見ること、外から帰ったら毛・皮膚・植物の種のチェックを習慣に
トリミング
基本は不要(毛先を軽く整える程度。バリカンで全身を刈ると毛質が変わってしまうのですすめません)

解説

グラン・バセット・グリフォン・バンデーン

沿革

フランス西部のバンデー地方で生まれた、かたい毛と短い脚を持つ猟犬です。大型のグラン・グリフォンがもとになり、19世紀半ばに d'Elva 伯爵が中心となって「真っ直ぐな前肢」の犬を選び出しました。その後 Paul Dezamy が野ウサギ猟に合う体高約43cmへとまとめ、いまの姿になっています。現在も野ウサギからイノシシまで、猟師と群れで動く相棒として働いています(JKC沿革より要約・2026-07-14確認)。

一般外貌

JKC標準は全体の姿を「全体的に若干長く、真っ直ぐな前肢であり、バセット種の低い構成をしている」と記しています。同じバンデー系グリフォンの4犬種(グラン/プティ・バセット、グリフォン・バンデーンの大小)のなかでは、いちばん前脚がまっすぐ。胴が長く、地面に近い中型犬です。粗くてかたい毛、たっぷりした眉と口ひげ、長い垂れ耳。昔ながらの猟犬らしい、飾り気のない姿をしています。

性格と暮らし

JKC標準の記述—習性:「素早く、良く通る吠え声を持ち、熱心なハンターである。また、勇敢で、イバラの茂みや雑木林も厭わない」/性格:「少々頑固ではあるが、行儀は良い。主人の訓練次第である」(出典: JKCグラン・バセット・グリフォン・バンデーンページ 2026-07-14確認)。 明るくて人が好き、体をくっつけてくるタイプの家庭犬です。そのうえ体力が桁違いで、なかなかバテません。

やっかいなのは鼻です。においをつかむと追いかけずにいられず、呼んでも戻ってきません。落ちているものも拾って食べます。頑固で自分の判断で動く犬なので、しつけは骨が折れます。

遠くまで通る独特の吠え声(ハウンドのベイ)も持っています。集合住宅では、この声とどう付き合うかが課題に。体を動かすことと、鼻を使わせること。両方そろう暮らしが向いています。

ケアのポイント

この犬にまず必要なのは、たっぷりの運動と、鼻を使う課題です。ここが足りないと何をしても落ち着きません。

粗い毛は週に数回ブラッシングして、もつれと古い毛を取り除きます。ときどき手で抜いて整えると毛質が保てます。バリカンで全身を刈るのはやめておきましょう。

長い垂れ耳は洗って、しっかり乾かす。ここを習慣にすると耳のトラブルが減らせます。

胴が長い体型なので、体重が増えると背骨と関節にそのまま響きます。太らせないこと。これが何年も先の歩ける・歩けないを分けます。

出典

2

  1. 01適度な広さの猟場で銃を用いるハンターにとっては申し分ない協力者
    出典サイト ↗
  2. 02akc.org
    出典サイト ↗

このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。