犬猫小町(準備中)
PLATE 58 · 2G
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はJKC公式の犬種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

使役犬 / 超大型

グレート・スイス・マウンテン・ドッグ

Greater Swiss Mountain Dog

FCINo.58グループ2G 使役犬原産スイス更新2026.07.14

番犬・警備・救助などで人と働いてきた犬のグループです

体高 / JKC標準

60–72cm

020406080cm
体重
50–70kg
雄約60-70 / 雌約50-60(一般値・スタンダードに体重規定なし)
寿命の目安
8–11
個体差があります
運動量
60分/日
被毛
短毛のダブルコート
(密な上毛と下毛の二層で、雨や寒さに強い)

公認毛色 ブラック地に赤褐色(タン)マーキング+ホワイトマーキングのトライカラー

この犬種の食事の要点

体が大きいので、子犬のうちは骨と関節が育つ速さに合わせた食べさせ方をしてください。胸が深い体型なので、胃がねじれる事故(GDV)にも用心を。

食事は数回に分ける、早食いをさせない、運動の直後には与えない。おとなになってからの体重管理が、関節の寿命をそのまま左右します

  • 子犬期に体が急に大きくなりすぎる(大型犬用フードで調整)
  • 早食い・食後の運動→胃がねじれる
  • 太りすぎで関節に負担
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

すぐに動物病院へ
胃拡張・胃捻転(GDV)
気づきのサイン胃がふくらんでねじれる、命に関わるトラブル。胸が深く体の大きな犬に起こりやすい病気です。おなかがぱんぱんに張る、吐こうとしても何も出ない、そわそわして落ち着かない。すぐ救急へ
股関節形成不全
気づきのサイン後ろ足のつけ根の関節がうまくかみ合わない病気。大きな犬にとても多く見られます。子犬〜若いうちの歩き方のぎこちなさ、おすわりで足を横に投げ出す、立ち上がりにくそうなしぐさが手がかり
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肘関節形成不全
気づきのサイン前足のひじの関節がうまく育たない病気。若いうちに前足をかばって歩く、遊んだあとに痛がる。こんなときは診てもらってください
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特発性てんかん
気づきのサイン原因がはっきりしないまま、けいれん発作をくり返す病気。急に全身がけいれんし、意識がなくなります。発作のようすをスマホで撮っておくと、診断の助けになります(多く見られるとされます)
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離断性骨軟骨症(OCD)※このサイトの疾患ページは未作成
気づきのサイン関節の軟骨が一部はがれてしまう病気。子犬〜若いうちに、肩やひじをかばって歩く形で見つかることがあります
尿失禁・眼瞼内反症(ディスティキアシス等)※このサイトの疾患ページは未作成
気づきのサインおしっこがもれる、まぶたが内側にめくれる、余分なまつげが目に当たる。どれも大きな犬で報告があります。寝床のぬれ、涙や目の赤みで気づきます
胃拡張・胃捻転症候群(GDV)
気づきのサインこの犬種で報告のある病気です。サインと受診の目安は疾患ページに書いています
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体の大きな犬に共通する、骨や関節・おなかのトラブルが知られています。下にあげるのは「多く見られる傾向」で、その子によって差があります。 (胃のねじれやてんかんのほかに、脾臓(ひぞう)がねじれるトラブルもこの犬種で報告されています。診断はいずれも獣医師の領域です)

性格とケア

JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この犬種の性格とケアの要点

家族にはやさしく、家を見張る役目も持つ大きな犬。子どもにもおおらかに接する子が多く、家族のそばにいたがる傾向があります。

暮らしの中では、こまめなブラッシング・夏の暑さ対策・体格に見合った運動と体重の管理に手をかける時間が長くなります。

難しさは中くらいで、超大型犬ならではの力の強さに見通しが立つかどうかが分かれ目になります。

  • こまめなブラッシング
  • 夏の暑さ対策
  • 体格に見合った運動と体重の管理

気質

甘えん坊度4
子どもとの相性4
犬同士の相性3
ほかの動物との相性3
人なつこさ3
活発さ3
吠えやすさ3
しつけやすさ3
初めての飼い主向き2

暮らしの負荷

抜け毛の多さ4
太りやすさ3
暑さへの強さ2
寒さへの強さ5
サロン依存度1
デンタルケア優先度2
集合住宅への適性2
留守番への耐性3
運動量の目安3
運動のタイプ
歩くこと、そして荷車を引くような力仕事が向いています。持久力はありますが、素早さを競うようなはげしい運動には向きません
お手入れ
カットは不要。ブラッシングは週1回、生えかわりの時期はもっとこまめに。たれ耳なので、耳の中も定期的にのぞいてください
トリミング
不要

解説

グレート・スイス・マウンテン・ドッグ

沿革

スイス生まれの4種類のスイス・マウンテン・ドッグ(センネンフント)の中で、いちばん体の大きい犬種です。1908年、スイス・ケネル・クラブ創立25周年の記念ショー(Langenthal)で、スイス・マウンテン・ドッグの提唱者 Albert Heim 教授に短毛のバーニーズ・マウンテン・ドッグ2頭が披露され、これをきっかけに独立した犬種として認められました。1909年にスイスKCが公認、1912年にクラブが設立され、1939年2月5日以降にFCIが最初のスタンダードを公表しています(JKC沿革より要約)。昔は番犬として、荷車を引く運搬犬として、そして牛を追う仕事に使われた、大きな山の犬です。

一般外貌

黒・赤茶(タン)・白の三色が目印の、骨太で筋肉のついた超大型犬。JKC標準は「トライカラーで、頑健で、骨量は重く、筋肉質の犬である。そのサイズ及び体重にもかかわらず、持久力と機敏さを兼ね備えている」と書いています。耳はたれ耳で、毛は短く密な二層。同じスイス生まれのバーニーズ・マウンテン・ドッグの短毛版といった見た目ですが、ひとまわり大きく、体つきは四角い印象になります。

性格と暮らし

JKC標準の性格記述:「自信に満ち、機敏で、用心深く、あらゆる状況下でも恐れを知らない。温厚で、馴染み深い人々に対しては愛情深く、見知らぬ人々に対しては物怖じしない」(出典: JKCグレート・スイス・マウンテン・ドッグページ 2026-07-14確認)。 おだやかで家族思い。それでいて、家を見張る役目もきちんと果たす犬です。

性格が落ち着いているぶん、超大型犬のわりに運動量はそれほど求めません。ただ体が大きく力も強いので、子犬のうちから基本のしつけと、いろいろな人・犬・場所に慣らすこと(社会化)を進めてください。

必要な広さ、かかるお金、そして寿命が短いこと。ここを納得したうえで迎える犬種です。初めての1頭にはおすすめしません。

ケアのポイント

毛は二層ですが短いので、カットは要りません。ブラッシングは週1回、生えかわりの時期だけ回数を増やしてください。

いちばん大事なのは体重と関節です。子犬のときに体重を急に増やさない、はげしい運動をさせない。おとなになったら、太らせないよう食事で調整します。

胸の深い犬なので、食べたあとすぐ走らせないこと。おなかがぱんぱんに張る、吐こうとして何も出ない——胃がねじれたときのこのサインを家族全員が知っているかどうかで、結果が変わります。

寒さには強く、暑さには弱い犬です。夏の熱中症対策は徹底してください。

出典

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  1. 01元々はウォッチ・ドッグ及びドラフト・ドッグ(荷物運搬犬)…現在ではコンパニオン・ドッグ及びガード・ドッグ、ファミリー・ドッグ
    出典サイト ↗

このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。