実物の写真はJKC公式の犬種紹介や画像検索もあわせてご覧ください。
テリア / 小型
ジャック・ラッセル・テリア
Jack Russell Terrier
穴にもぐる小さな獣を追う狩りで活躍してきた犬のグループです
体高 / JKC標準
25–30cm
- 体重
- 5–6kg 約5-6(体の高さ5cmにつき1kgが目安: 25cmなら約5kg・30cmなら約6kg。JKC標準)
- 寿命の目安
- 13–16年 平均 14.4歳(アニコム家庭どうぶつ白書2024・2022年度)
- 運動量
- 60分/日 以上/日+知的刺激必須
- 被毛
- 短毛に3つのタイプがあります (なめらかなスムース、中間のブロークン、ごわついたラフ)。どれも雨風に強い毛です
公認毛色 ホワイト優勢にブラックまたはタンのマーキング(タンはごく明るい色〜チェスナット)
この犬種の食事の要点
とにかくよく動く犬なので、筋肉を保てるだけのたんぱく質と、関節への配慮が中心になります。おしっこの通り道に石ができやすい犬種なので、水をしっかり飲ませ、ミネラルのバランスにも気をつけてください。歯垢・歯石もつきやすい犬種です(ロイヤルカナン)
- おしっこの通り道に石ができる
- 歯垢・歯石がたまる
- 運動が足りないときの太りすぎ
かかりやすい病気と、気づくサイン
この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります
水晶体脱臼(原発性)
遺伝子検査で調べられるもの水晶体脱臼(目のレンズがずれる病気・PLL)の遺伝子検査(広く知られている範囲の情報・国内の検査機関で受けられます)。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください。
性格とケア
JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります
この犬種の性格とケアの要点
小さな体に大型犬なみの元気を詰め込んだ、大胆な犬。猫や小動物を追いかけたくなる子が多く、気づいたことを声で知らせようとする傾向があります。
暮らしの中では、歯みがきの習慣づけ・毎日たっぷり体を動かす時間に手をかける時間が長くなります。
人やほかの動物に慎重なことと毎日の運動量が多いことから、初めて犬を迎える人には難易度が高めとされる犬種です。しつけ教室やトレーナーなど、相談できる相手を先に決めておくと進めやすくなります。
- 歯みがきの習慣づけ
- 毎日たっぷり体を動かす時間
気質
暮らしの負荷
- 運動のタイプ
- 走る、掘る、追いかける。猟犬らしい遊びに、においさがしのような頭を使う時間を足してください。運動が足りないと、そのまま困った行動になって出てきます
- お手入れ
- スムースの子はブラッシング週1回で足ります。ブロークンとラフの子は、死んだ毛を抜く手入れ(ストリッピング)とブラッシングを定期的に。毛質が保てます
- トリミング
- 不要(ラフ・ブロークンは死んだ毛を抜くストリッピングをおすすめします)
解説
ジャック・ラッセル・テリア
沿革
1800年代のイングランドで、ジョン・ラッセルという牧師が作った犬です。フォックスハウンドと並んで走り、狭い巣穴にもぐって獲物を追い出す——そんな役目のために、フォックス・テリアの血統を改良しました。
のちに体の高さとバランスの違いから、背の高いパーソン・ラッセル・テリアと、背が低くて胴がわずかに長いジャック・ラッセル・テリアの2つに分かれます(JKC沿革より要約)。改良が進められたのはオーストラリアです。
一般外貌
力強く、よく動き、しなやかに働くテリアです。胴は中くらいの長さで柔らかく動き、体の高さより胴のほうがわずかに長くなっています。毛はスムース・ラフ・ブロークンの3タイプ。どれも白がベースで、そこに黒や茶(タン)の模様が入ります(JKC)。
性格と暮らし
JKC標準の性格記述:「鋭く知的な表情を持ち、活発であり、機敏で活動的なテリアである。大胆不敵。友好的だが、沈着冷静である」(出典: JKCジャック・ラッセル・テリアページ 2026-07-10確認)。 小さな体に、大型犬なみのエネルギーが入っています。体を動かしたい、頭を使いたいという欲求は、小型犬のなかでも群を抜いています。
人にはとても友好的。ただし小さな動物を追う本能が強いので、猫や小動物といっしょに暮らすときは気をつけてください。運動が足りないと、物を壊す・吠え続けるといった相談につながります。
ケアのポイント
毛の手入れは軽めです。スムースならブラッシング週1回。ラフとブロークンは、定期的に死んだ毛を抜いて毛質を保ちます。
ただ、この犬の本当のケアは毛ではありません。体を動かす時間と、頭を使う仕事をどれだけ用意できるか。ここに尽きます。
歯みがきも早めに習慣にしてください。
このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。