実物の写真はJKC公式の犬種紹介や画像検索もあわせてご覧ください。
ポインター・セター / 大型
ラージ・ミュンスターレンダー
Large Munsterlander
鳥を見つけ、その場所を静かに人に知らせてきた犬のグループです
体高 / JKC標準
58–65cm
- 体重
- 30kg 約30(JKC記載)
- 寿命の目安
- 11–13年 個体差があります
- 運動量
- 120分/日 以上/日+作業課題
- 被毛
- 密に生えた長い毛の二層 脚としっぽに飾り毛がつきます
公認毛色 ブラック斑またはブルー・ローンを持ったホワイト(頭部はブラック)
この犬種の食事の要点
運動量がとても多い大型の作業犬で、必要なカロリーも大きめです。その日どれだけ動いたかに合わせて量を決めてください。
胸が深い体型なので、運動の直後にどっさり与えるのは避けましょう。胃がねじれると命に関わります(広く知られている範囲の情報)
- 活動量に合わない食事の量(多すぎ・少なすぎ)
- 運動の直後に与える(胃がねじれるのを避けるため・広く知られている範囲の情報)
- おしっこに石ができやすい子の食事管理
かかりやすい病気と、気づくサイン
この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります
遺伝子検査で調べられるものおしっこに尿酸が多く出る体質の遺伝子検査(HUU/ハイパーウリコスリア。イギリスでは輸入時に必須。海外の検査機関が扱っています)。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください。
性格とケア
JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります
この犬種の性格とケアの要点
素直で覚えが早く、たっぷり走る仕事を求める大型犬。子どもにもおおらかに接する子が多く、よその犬ともうまくやれる傾向があります。
暮らしの中では、毎日たっぷり体を動かす時間・音と広さに余裕のある住環境に手をかける時間が長くなります。
毎日の運動量が多いことと住まいに広さと音の条件がつくことから、初めて犬を迎える人には難易度が高めとされる犬種です。しつけ教室やトレーナーなど、相談できる相手を先に決めておくと進めやすくなります。
- 毎日たっぷり体を動かす時間
- 音と広さに余裕のある住環境
気質
暮らしの負荷
- 運動のタイプ
- 走る、においをたどる、落ちたものを拾って持ってくる。もともと撃ったあとの獲物を回収する仕事をしていた犬です。頭を使う課題も喜びます
- お手入れ
- ブラッシングは週1〜2回以上、毛が生えかわる時期はもっとこまめに。脚・しっぽ・耳の飾り毛がもつれていないか、外遊びのあとは泥や草の種がついていないかを見てください。垂れ耳は定期的に掃除を
- トリミング
- 不要(飾り毛を整える程度で足ります)
解説
ラージ・ミュンスターレンダー
沿革
毛の長いドイツのポインター系の犬の仲間で、19世紀の終わりから計画的な繁殖が始まりました。1909年、ジャーマン・ロングヘアー・クラブが黒い毛色を認めないと決めます。そこで、黒と白の毛色を持つ犬たちを守るためのクラブが1919年に生まれ、1922年から計画的な繁殖を始めました(最初に登録された犬は83頭。JKC沿革より要約)。撃ったあとの獲物を追って回収する仕事に強い、万能の鳥猟犬として固まっていきます。
一般外貌
力強く筋肉のついた体でありながら、背が高くほっそりして見える大型犬。気品のある表情をしています(JKC標準)。体の線はすっきり。毛は密で長く、脚としっぽに飾り毛がつきます。毛色は白地に黒い斑(ぶち)が入るか、白地に青みがかった細かい差し毛(ブルー・ローン)が入るかで、頭は黒です。
性格と暮らし
JKC標準の性格記述:「最も重要な性質は従順であり、訓練しやすく、狩猟犬として特に射撃後に信頼できることである。神経質ではなく、活発な性格である」(出典: JKCラージ・ミュンスターレンダーページ 2026-07-14確認)。
素直で覚えが早く、家では愛情深い相棒になります。
ただ、体を動かしたい欲求がとにかく大きい犬です。「仕事を与える」ことが前提で、運動と課題が足りないと持てあましてしまいます。たっぷりの運動時間と広さ、それに仕事を用意できる家庭向き。初めての1頭にはおすすめしません。
ケアのポイント
いちばん大事なのは運動です。1日120分以上、そこに仕事を足してください。走る・においをかぐ・持ってくるという欲求を満たす運動に、頭を使う課題を組み合わせます。
長い毛は週1〜2回以上のブラッシングを。毛が生えかわる時期はもっとこまめに、飾り毛のもつれを防いでください。
毎日の日課にしてほしいのが垂れ耳の中のチェック。この犬種でいちばん多いトラブルです。
繁殖を考えるなら、股関節の評価・目の検診・HUUの遺伝子検査がひととおり。ここは押さえておきましょう。
このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。