犬猫小町(準備中)
PLATE 311 · 1G
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はJKC公式の犬種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

牧羊犬・牧畜犬 / 大型

サールロース・ウルフドッグ

Saarloos Wolfdog

FCINo.311グループ1G 牧羊犬・牧畜犬原産オランダ更新2026.07.14

羊や牛の群れをまとめ、見守る仕事をしてきた犬のグループです

体高 / JKC標準

60–75cm

020406080cm
体重
30–41kg
雄約36-41 / 雌約30-35(一般値・スタンダードに体重規定なし)
寿命の目安
10–12
個体差があります
運動量
90–120分/日
探索・自由運動
被毛
二層の毛
(密な下毛と、かたい上毛。季節によって毛の量が大きく変わります)

公認毛色 獣色(アグーチ・明色〜ウルフ・グレーの暗色、毛先ブラックまたはブラウン)・ブラウン系(アース)・ホワイト/クリーム(FCI公認・一般値)

この犬種の食事の要点

体が大きく、よく動く犬です。体格と運動量に見合ったカロリーを与え、関節に配慮したフードを選んでください。仲間と一緒にいたがる犬なので、食事の場所や時間をころころ変えないほうが落ち着いて食べられます

  • 子犬期に急に大きくすると関節に負担がかかる(広く知られている範囲の情報)
  • 体が大きく胸も深いので、胃がねじれるトラブルに注意(食後は静かに)
  • 体格に合わない量を与えてしまう
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

変性性脊髄症(DM)
気づきのサイン中高齢から後ろ足がふらつき、だんだん動かなくなっていく病気。爪が地面にこすれて減るのも早い段階のサインです。痛みは出ません。SOD1の遺伝子検査でリスクを調べられます(広く知られている範囲の情報)
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下垂体性小人症
気づきのサイン成長ホルモンが足りず、体が大きく育たない病気。毛の生え方にも異常が出ます。ジャーマン・シェパードと同じLHX3という遺伝子の変化が関わるとされ、祖先ゆずりのリスクです。遺伝子検査があります(広く知られている範囲の情報)
股関節形成不全
気づきのサイン後ろ足のつけ根の関節がうまくかみ合わない病気で、大型犬にとても多く見られます。育ちざかりに歩き方がぎこちない、立ち上がるのに苦労するといった形で表れます
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肘関節形成不全
気づきのサイン前足のひじの関節がうまく育たない病気。若いうちに前足を引きずる、運動のあとに痛がる。こうした様子で気づきます
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進行性網膜萎縮(PRA)・白内障
気づきのサインどちらも目が見えにくくなる病気。夜の見えづらさから始まることが多いです。遺伝する目の病気として、検査の対象になっています
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脊椎の骨がとげのように変形する脊椎症(スポンディローシス)や、緑内障が多いという報告もあります(一次ソース未確認)。日本にほとんどいない犬種で、もとになる集団自体が小さいため、遺伝の病気を減らせるかどうかは繁殖側の検査にかかっています。

遺伝子検査で調べられるもの変性性脊髄症(DM/SOD1)の遺伝子検査(一般値)/体が大きく育たない下垂体性小人症(LHX3)の遺伝子検査(ジャーマン・シェパードと同じ遺伝子の欠けが原因とされます。一般値)。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください

性格とケア

JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この犬種の性格とケアの要点

飼い主だけに心を開き、自分の考えで動く犬。自分で判断して動きたがる子が多く、知らない人にはとても慎重になる傾向があります。

暮らしの中では、音と広さに余裕のある住環境・こまめなブラッシング・毎日の運動の時間の確保に手をかける時間が長くなります。

指示より自分の判断を優先しやすいことと人やほかの動物に慎重なことから、初めて犬を迎える人には難易度が高めとされる犬種です。しつけ教室やトレーナーなど、相談できる相手を先に決めておくと進めやすくなります。

  • 音と広さに余裕のある住環境
  • こまめなブラッシング
  • 毎日の運動の時間の確保

気質

甘えん坊度4
子どもとの相性2
犬同士の相性3
ほかの動物との相性2
人なつこさ1
活発さ4
吠えやすさ2
しつけやすさ2
初めての飼い主向き1

暮らしの負荷

抜け毛の多さ4
太りやすさ2
暑さへの強さ2
寒さへの強さ5
サロン依存度1
デンタルケア優先度2
集合住宅への適性1
留守番への耐性2
運動量の目安5
運動のタイプ
走ること、長い距離を歩くこと、においをたどって探すこと。オオカミゆずりのスタミナがあり、同じ動作をくり返す訓練より、自然な体の使い方を好みます
お手入れ
ブラッシングは週に数回。春と秋の生えかわりの時期は下毛がごっそり抜けるので、回数を増やしてください。カットは不要です
トリミング
不要

解説

サールロース・ウルフドッグ

沿革

オランダの繁殖家レンデルト・サールロース(Leendert Saarloos)が、1932年にジャーマン・シェパード・ドッグとヨーロッパオオカミをかけ合わせてつくった犬種です。はじめは盲導犬のような働く犬を目指していました。ところがオオカミゆずりの警戒心と、こわいと逃げてしまう性質が強く、盲導犬には向かないとわかります。結果として「犬の本質により近い特性を持つ」伴侶犬になりました。犬種として公認されたのは1975年です(JKC沿革より要約)。

一般外貌

「体躯構成が頑丈で、狼を連想させる外貌。構成は調和が取れており、かなり長い四肢を持つ」(JKC標準)。背の高さは雄65-75cm、雌60-70cmとかなりのもの。毛も体つきもオオカミを思わせる大型犬です。毛色は一本の毛のなかで色が変わるアグーチ(獣色)。明るい色から、ウルフ・グレーと呼ばれる暗い色まで幅があり、毛先が黒や茶になる子もいます。茶系や、白っぽいクリーム色の子も見られます。

性格と暮らし

JKC標準の性格記述:「活発で、エネルギーに溢れており、誇り高く、自主性を持っており、自身の意思に従う性格。主人に対しては非常に愛情深く、他人に対しては控えめで、知らない状況を避ける」(出典: JKCサールロース・ウルフドッグページ 2026-07-14確認)。 飼い主には深く心を寄せますが、知らない人や初めての状況にはきびしく警戒し、その場から逃げようとします。

自分で考えて動く犬なので、「こうしなさい」と命令する形の訓練はなかなか入りません。犬を飼うのが初めての人には向きません。仲間と過ごしたがる気持ちが強い犬でもあります。たっぷりの運動、自由に動ける環境、そして時間をかけて築いた信頼。この3つがそろってはじめて、一緒に暮らせる犬です。

ケアのポイント

毛は二層で、生えかわりの時期にどっと抜けます。ブラッシングは週に数回を基本に、その時期だけ回数を増やしてください。

運動をたくさん求める犬です。走る、長い距離を歩く、においをたどって探す。こうした自然な体の使い方を好みます。

いちばん大事なのは、信頼と、変わらない環境です。初めてのものに出会うと逃げようとする犬なので、脱走対策は徹底してください。新しい場所や人には少しずつ慣らし、いつも同じ人が世話をする。それが安全にも、この犬の心の安定にもつながります。

出典

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  1. 01特定の使用目的のために作出された犬種ではない…忠実で信頼できるコンパニオン・ドッグ/ハウス・ドッグ
    出典サイト ↗

このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。