犬猫小町(準備中)
PLATE 83 · 1G
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はJKC公式の犬種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

牧羊犬・牧畜犬 / 小型

スキッパーキ

Schipperke

FCINo.83グループ1G 牧羊犬・牧畜犬原産ベルギー更新2026.07.14

羊や牛の群れをまとめ、見守る仕事をしてきた犬のグループです

体高 / JKC標準

25–33cm

020406080cm
体重
3–9kg
3-9(理想4-7・JKC標準)
寿命の目安
12–16
個体差があります
運動量
45–60分/日
探索・遊びの刺激
被毛
二層になった毛
(ダブルコート)。首のまわりにたてがみのような飾り毛が立ち、後ろ足にはズボンをはいたような毛が生えます

公認毛色 一様なブラック(下毛が上毛で完全に隠れる場合はダーク・グレイも許容)

この犬種の食事の要点

小さくてもよく動く犬なので、体の大きさと運動量の両方に見合った量を与えてください。食欲はしっかりあるので、運動が足りない日が続くとすぐ太ります。量は毎回きちんと量りましょう

  • 運動不足で太ること
  • 子犬のころの低血糖(小型犬に起こりやすい・広く知られている範囲の情報)
  • しつけのごほうびで増えてしまうカロリー
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

MPS IIIB(ムコ多糖症IIIB型)
気づきのサイン体の中に不要な物質がたまっていく、この犬種だけに見つかっている生まれつきの病気です。命に関わります。2歳前後から少しずつ、ふらつく・段差でつまずく・すぐバテる、といった形で進みます。NAGLU遺伝子の検査で、その子が病気になるか、遺伝子だけ持っているかを調べられます。繁殖の前には必ず受けてください
レッグ・カルベ・ペルテス病
気づきのサイン後ろ足のつけ根の骨の先が、血のめぐりが悪くなって壊れる病気。生後18か月までに出ることが多いのです。片方の後ろ足を引きずる、痛がる、その足だけ細くなる。こんな様子で気づきます
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膝蓋骨脱臼
気づきのサインひざのお皿の骨が本来の溝から外れる状態。歩いている途中で後ろ足を一瞬上げる、スキップするような足取りになる。小さな犬にはよくあるトラブルです
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甲状腺機能低下症
気づきのサインのどにある甲状腺のはたらきが弱くなる病気。中年以降に、動きたがらない・体重が増える・左右対称に毛が薄くなる・皮膚が変わるといった形で出ます。血液検査で分かり、薬を飲みつづけることで付き合っていけます
くわしく見る →

てんかんなど神経の相談も一部で聞かれますが、この犬種に多いとはっきり分かっているわけではありません。まずは上の4つを頭に入れておいてください。

遺伝子検査で調べられるものMPS IIIB(NAGLU遺伝子・この犬種だけに見つかっている神経の病気)の検査。繁殖の前に受けておくことがすすめられます(広く知られている範囲の情報)。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください

性格とケア

JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この犬種の性格とケアの要点

小さいのに用心深く、疲れ知らずでよく動き回る番犬。体を動かしたい気持ちがとても強い子が多く、気づいたことを声で知らせようとする傾向があります。

暮らしの中では、毎日たっぷり体を動かす時間・歯みがきを習慣にすること・体重と歯のこまめな確認に手をかける時間が長くなります。

難しさは中くらいで、毎日の運動量が多いこととよく声を出すことに見通しが立つかどうかが分かれ目になります。

  • 毎日たっぷり体を動かす時間
  • 歯みがきを習慣にすること
  • 体重と歯のこまめな確認

気質

甘えん坊度4
子どもとの相性3
犬同士の相性3
ほかの動物との相性2
人なつこさ2
活発さ5
吠えやすさ4
しつけやすさ3
初めての飼い主向き3

暮らしの負荷

抜け毛の多さ3
太りやすさ3
暑さへの強さ3
寒さへの強さ4
サロン依存度2
デンタルケア優先度3
集合住宅への適性3
留守番への耐性3
運動量の目安4
運動のタイプ
走ること、あちこち探検すること。ネズミを追っていた名残で、追いかける遊びも大好きです。体は小さいのに、動きたい気持ちは人一倍
お手入れ
ブラッシングは週1回。毛が生えかわる時期(年に数回。雌はヒートのあとにごっそり抜ける傾向があります)は回数を増やしてください。カットは要りません
トリミング
不要

解説

スキッパーキ

沿革

ベルギーのフランドル地方で生まれた小型犬で、歴史は17世紀までさかのぼります。ベルジアン・シェパード・ドッグ(グローネンダールなど)と祖先が同じとされ、運河を行く船や、労働者の家・仕事場でネズミを捕り、番犬もつとめました。船を意味する "schip" が犬種名の由来という説もあります。

1690年ごろにはブリュッセルの労働者のあいだで人気を集め、自慢の真鍮の首輪を競う催しも開かれたそうです。1882年にスパの町で初めて展覧会に出て、ベルギー王妃マリー・アンリエットに愛されたことから大流行。1887年にイギリスとアメリカへ紹介され、1888年に最初の犬種標準ができました(JKC沿革より要約)。

一般外貌

「小型の牧羊犬だが、体躯はたいへんしっかりとしている。ボディはバランスが取れており、短く、いくぶん幅広で、ずんぐりしているが、四肢はすっきりとよい骨をしている」(JKC標準)。キツネを思わせる顔立ちに、ぴんと立った耳。

首から胸をおおうたてがみのような飾り毛と、後ろ足のズボンのような毛が、この犬のシルエットをつくります。しっぽを短く切る(断尾)伝統がありますが、断尾が規制されている地域では長いしっぽのままの子もいます。

性格と暮らし

JKC標準の性格記述:「優れた小型のガード・ドッグである。たいへん用心深く、生命力に溢れ、見知らぬ人に対してはよそよそしい。活動的で、せわしなく、機敏で、疲れることを知らない」(出典: JKCスキッパーキページ 2026-07-14確認)。 体は小さいのに、番犬としての気質はしっかり。見張って吠えることが多めです。

好奇心とエネルギーのかたまりで、退屈にはめっぽう弱い。運動と遊びが足りないと、困った行動が出てきます。賢いぶん自分で判断し、いたずらも思いつくので、しつけは家族全員でやり方をそろえてください。

そして脱走の名人としても有名です。庭のすきまと玄関の開けっぱなし。ここは本気で対策してください。

ケアのポイント

毛は二層でカットは不要。ブラッシングは週1回で足りますが、生えかわりの時期は回数を増やしてください。雌はヒートの周期に合わせて、首の飾り毛と後ろ足の毛がごっそり抜けることがあります。

体は小さくても、散歩は1日45〜60分。それに探検や遊びを足してあげてください。

見張って吠えるのは番犬の血です。子犬のうちからいろいろな人や音に慣らし、退屈させないこと。この2つで抑えていきます。動物病院やサロンでは、警戒心が強く動きも速いことを伝えたうえで、ドアの管理まで気をつけてもらいましょう。

出典

2

  1. 01小型の番犬及びコンパニオン
    出典サイト ↗
  2. 02ncbi.nlm.nih.gov
    出典サイト ↗

このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。