犬猫小町(準備中)
PLATE · CFA
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はCFA公式の猫種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

長毛 / 細身でしなやかな体つき

バリニーズ

Balinese

登録団体CFA公認(1970年チャンピオン。旧・別部門のジャヴァニーズを2008年に統合し1品種2部門化)・TICA公認(1979年)原産アメリカ(1940〜50年代・シャムの仔に現れた長毛個体から選抜して成立。シャム系グループの長毛版)更新2026.07.14別名ジャヴァニーズ(旧・別部門名。2008年にバリニーズへ統合)体つき細身でしなやかな体つき。すらりと長く、細いけれど筋肉質。尾は羽根のように毛が広がる
体重
2.5–5kg
約2.5-5(雄3.5-5・雌2.5-4。TICAは8-12ポンド=約3.6-5.4kgと記載。品種の基準に体重の決まりはありません)
寿命の目安
15–20
個体差があります
活発さ
5/5
遊びの時間の目安をはかる目印です
被毛
細くてなめらか
下毛がなく体に沿って寝ます。尾は羽根のように毛が広がり、抜け毛は少なめで絡みにくい

毛色 ポインテッド・バリニーズ部門=シール/チョコレート/ブルー/ライラック・ジャヴァニーズ部門=レッド/クリーム/シナモン/フォーン・リンクス(タビー)・パーティカラー・スモーク・目はブルー

この猫種の食事の要点

よく動くスリムな体つきです。質のよいたんぱく質を、動く量に見合った量だけ与えてください。歯とおしっこの通り道にも配慮を

  • 歯周病
  • 尿路結石・猫の下部尿路の病気(FLUTD)
  • よく動くぶんの体重不足・食べムラ
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この猫種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

すぐに動物病院へ
猫喘息
気づきのサインシャム系に多く見られます。発作のような咳、ゼーゼーという息の音が手がかり。口を開けて息をしていたらすぐ受診してください
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進行性網膜萎縮(PRA)
気づきのサインシャム系が受け継ぐ体質で、rdAc型のDNA検査があります。1歳半〜2歳ごろ、暗い場所で見えにくくなるところから始まります。暗い所で物にぶつかる、目が強く光る、瞳が開き気味——このあたりが最初のサインです
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肥大型心筋症(HCM)
気づきのサイン多く見られるとされる心臓の病気。休んでいるときの呼吸が速い・浅い、口を開けて息をする、急に後ろ足が動かなくなる。はじめのうちは症状が出ません
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歯周病
気づきのサインシャム系は歯のトラブルが多めです。口が臭う、歯ぐきが赤い、硬いものを嫌がる
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アミロイドーシス
気づきのサインこれもシャム系が持ちやすい体質。おもに肝臓(一部は腎臓)に異常なたんぱくがたまり、1〜5歳で進むことがあります。食欲が落ちる、体重が減る、白目や歯ぐきが黄色くなる(黄疸)

遺伝子検査で調べられるものrdAc-PRA(進行性網膜萎縮・シャム系/DNA検査あり・UC Davis VGL)。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください

性格とケア

CFA/TICA・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この猫種の性格とケアの要点

よく話しかけてよく動く、家族にぴったり寄りそう猫。よく声を出しておしゃべりする子が多く、人のそばにいたがる傾向があります。

暮らしの中では、毛玉をためないためのお手入れ・歯みがきの習慣づけ・上下に動ける遊び場づくりに手をかける時間が長くなります。

難しさは中くらいで、毎日たくさん遊ぶ時間が要ることとよく声を出すことに見通しが立つかどうかが分かれ目になります。

  • 毛玉をためないためのお手入れ
  • 歯みがきの習慣づけ
  • 上下に動ける遊び場づくり

気質

甘えん坊度5
子どもとの相性4
猫同士の相性4
ほかの動物との相性4
人なつこさ4
活発さ5
よく鳴くか4
初めての飼い主向き3

暮らしの負荷

抜け毛の多さ2
太りやすさ2
デンタルケア優先度4
お手入れ
下毛がないので手入れは簡単。週1回のブラッシングで足り、絡まりや毛玉もあまりできません
毛玉のケア
長毛でも下毛がないぶん毛玉になりにくい(少なめ〜ふつう)
室内で飼うこと
外に出さず、室内だけで飼ってください。よく動き好奇心も強いので、脱走・落下・事故が心配です。血統書のある猫は盗難・迷子の心配もあります
水を飲む量
猫はもともと水を飲む量が少なく、おしっこが濃くなりがちです。活発な猫種でもそこは同じ。ウェットフードを混ぜる、水飲み場を家の何か所かに置くと飲む量が増えます

解説

バリニーズ

沿革

1940〜50年代のアメリカで、シャムの子に自然に生まれた長毛の猫を選んで増やしたのが始まりです。いわば「シャムの長毛版」。品種名は、バリ島の踊り子(Balinese dancer)のしなやかな身のこなしから取られました。

CFAは1970年にチャンピオン資格を与えましたが、当時認めたのはシャム伝統の4色だけ。それ以外の色は1979年に「ジャヴァニーズ」として別に扱われ、2008年に1つの品種の2部門(バリニーズ部門/ジャヴァニーズ部門)へまとめられました。TICAは1979年に公認し、シャム・オリエンタルと同じシャム系のグループに置いています。

外貌と被毛

すらりと長くしなやかで、細身ながら筋肉のついた体つき。尾は羽根のように毛が広がります。毛は下毛のない細くなめらかな一層で体に沿い、長毛でも抜け毛が少なく絡みにくいのが特徴です。

毛色は、顔・耳・足・尾だけ色が濃く出る柄(ポインテッド)。バリニーズ部門はシール/チョコレート/ブルー/ライラック、ジャヴァニーズ部門はレッド/クリーム/シナモン/フォーンに、しま模様の入るリンクス(タビー)、色の混ざるパーティカラー、根元が淡いスモークまで幅広く認められます。目はシャム譲りのブルー。

性格と暮らし

人が大好きで、とてもおしゃべりな猫です。よく鳴きますが、シャムよりは少し控えめとされます。頭がよく身のこなしも軽い運動派で、退屈させないだけの遊びと、上下に動ける場所、頭を使うおもちゃがいります。

愛情深く家族にぴったりくっつき、留守番よりも一緒に過ごすほうを好みます。活発なぶん遊びの手間はかかりますが、こちらの働きかけによく応えてくれる猫です。

健康面ではシャム系がもともと持ちやすい体質(PRA・HCM・喘息・歯の病気・アミロイドーシス)を受け継いでいます。なかでもPRAは遺伝子検査(rdAc)が確立しているので、迎えるときはブリーダーに検査済みかどうかを確かめてください。

ケアのポイント

下毛がなく絡みにくい毛なので、ブラッシングは週1回で足ります。

運動能力がとても高い猫です。キャットタワーと毎日の遊びで体と頭を満たしてあげると、いたずらや太りすぎが減ります。歯みがきも早めに習慣にしてください。

迎えるときは、PRAの遺伝子検査を済ませたブリーダーを選ぶこと。脱走や落下を避けるため、外には出さず室内だけで飼ってください。

出典

3

  1. 01cfa.org
    出典サイト ↗
  2. 02バリニーズ
    出典サイト ↗
  3. 03pdsa.org.uk
    出典サイト ↗

このページは猫種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。