実物の写真はJKC公式の犬種紹介や画像検索もあわせてご覧ください。
テリア / 中型
アメリカン・スタッフォードシャー・テリア
American Staffordshire Terrier
穴にもぐる小さな獣を追う狩りで活躍してきた犬のグループです
体高 / JKC標準
43–48cm
- 体重
- 18–23kg 約18-23(JKC標準に体重の決まりはなく、一般的な値)
- 寿命の目安
- 12–16年 個体差があります
- 運動量
- 60–90分/日 精神的運動
- 被毛
- 短毛の一枚毛 (短く体に寝ていて、かたく光沢のある毛)
公認毛色 すべての色(ソリッド/パーティカラー/パッチ)を許容。ただし白80%以上・ブラック&タン・レバーは推奨されない
この犬種の食事の要点
筋肉質な体つきですが、よく食べる犬です。避妊・去勢のあとは特に太りやすくなります。
体重が増えると関節にも心臓にも負担がかかるので、1日の量は決めて与えてください。皮膚のかゆみで相談が多い犬種でもあります。
毛と皮膚に配慮したフードを選ぶ手もあります。筋肉のある体を保つために、たんぱく質の質も見ておきましょう
- よく食べる・避妊去勢後の太りすぎ
- 皮膚のアレルギー
- 体重オーバーで関節に負担
かかりやすい病気と、気づくサイン
この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります
※生まれつきの心臓病や、心臓の筋肉が伸びて弱る病気(拡張型心筋症)にも注意が必要とされます(当DBに個別ページなし)。すぐ疲れる、咳が出る、倒れる。こうしたときは早めに動物病院へ。
性格とケア
JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります
この犬種の性格とケアの要点
人には愛情深く、力とスタミナのある勇敢な犬。家族にも来客にも人なつこい子が多く、よその犬とは距離を取りたがる傾向があります。
暮らしの中では、毎日の運動の時間の確保・冬の寒さ対策・留守番を長くしすぎない工夫に手をかける時間が長くなります。
人やほかの動物に慎重なことと毎日の運動量が多いことから、初めて犬を迎える人には難易度が高めとされる犬種です。しつけ教室やトレーナーなど、相談できる相手を先に決めておくと進めやすくなります。
- 毎日の運動の時間の確保
- 冬の寒さ対策
- 留守番を長くしすぎない工夫
気質
暮らしの負荷
- 運動のタイプ
- 走る、引っ張る、コマンドの練習、障害物をこなす遊び。頭を使う遊びも喜びます。おもちゃは壊れにくい丈夫なものを選んでください
- お手入れ
- 短毛なので日々のお手入れは楽です。週1回、ゴム製のブラシでなでる程度で足ります。そのついでに皮膚を見るくせをつけてください
- トリミング
- 不要
解説
アメリカン・スタッフォードシャー・テリア
沿革
一般外貌
体の大きさからは想像できないほど、がっしりした中型犬。筋肉がよく発達していて動きが速く、全体の釣り合いがとれています。毛は短く体に寝ていて、かたく光沢があります。毛色は幅広く認められていますが、白が80%以上のもの、黒に茶の模様(ブラック&タン)、レバー色はすすめられていません(JKC標準)。頭は大きく、あごの力が強いのも特徴です。
性格と暮らし
JKC標準の性格記述:「スタミナに富み勇敢で適応力と知性を持ち、闘犬としては無類の豪胆さと防衛能力を持つ犬となった」(出典: JKCアメリカン・スタッフォードシャー・テリアページ 2026-07-14確認)。ロイヤルカナンは「愛情深く人との触れ合いが大好き」「陽気で愛情に満ちている」と書いています。
人に対してはとても人なつこく、家族べったりの子が多い犬種です。頭がよく物覚えもいいので、コマンドの練習やアジリティを楽しめます。
ただし闘犬だった歴史から、ほかの犬に強く出てしまうことがあります。小さな動物を追う本能も強いほうです。子犬のうちからよその犬に慣らしておくこと、散歩中の距離のとり方を決めておくこと。この2つは省略できません。力も運動量も相当なので、しつけと体力に自信のある人向きの犬です。
ケアのポイント
毛は短く、カットもいりません。週1回ゴムのブラシでなでる程度で十分です。そのぶん、皮膚を見る時間にあててください。赤み・かゆみ・毛の薄い場所がないか、手でさわりながら確かめます。
体重と関節も見ておきたいところ。力が強くよく動く犬なので、おもちゃは丈夫なものを選び、体を使う運動と頭を使う遊びの両方で発散させてください。
ほかの犬との距離は、飼い主が決めます。すれ違い方・あいさつの可否をあらかじめ決めておきましょう。
そしてこの犬種は、痛みを顔に出しません。少し足を引きずる、いつもより階段をためらう。その程度の変化を拾えるのは飼い主だけです。
このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。