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使役犬 / 中型
ブルドッグ
Bulldog
番犬・警備・救助などで人と働いてきた犬のグループです
体高 / JKC標準
36–38cm
- 体重
- 23–30kg 雄25・雌23(JKC標準)。実際は雄25-30・雌23-25程度(RC)
- 寿命の目安
- 8–10年 平均 8.7歳(アニコム家庭どうぶつ白書2024・2022年度)
- 運動量
- 20–30分/日 の緩やかな散歩。暑熱・激しい運動は回避
- 被毛
- 短くまっすぐで、さわると滑らかな毛 (皮ふはたるんでいて、しわが多い)
公認毛色 単色(ブリンドル・様々な色調のレッド・フォーン・ファロー等)・スマット(単色+ブラックのマスクまたはマズル)
この犬種の食事の要点
顔が平たく、フードを口ですくいにくい犬です。短頭種向けに形を工夫した粒だと食べやすくなります。
早食いで空気まで飲みこみやすいので、食器や食べる速さの工夫は定番。太ると呼吸がさらに苦しくなるので、運動量が少なくても太らせない量にしてください。暑い時間に食べさせてすぐ動かすのも避けましょう
- 早食いで空気を飲みこむ→おなかが張る
- 太ると呼吸が苦しくなる
- 暑い時間の食事と運動の組み合わせ
かかりやすい病気と、気づくサイン
この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります
遺伝子検査で調べられるもの高尿酸尿症(HUU・尿路結石ができやすくなる体質)の遺伝子検査 ※広く知られている範囲の情報。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください。
性格とケア
JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります
この犬種の性格とケアの要点
見た目はいかついが穏やかで、暑さと呼吸に気を配りたい犬。自分で判断して動きたがる子が多く、ひとりの留守番も比較的平気な傾向があります。
暮らしの中では、夏の室温と散歩時間の管理・食事の量と体型のこまめな確認に手をかける時間が長くなります。
難しさは中くらいで、指示より自分の判断を優先しやすいことと暑さや寒さに弱いことに見通しが立つかどうかが分かれ目になります。
- 夏の室温と散歩時間の管理
- 食事の量と体型のこまめな確認
気質
暮らしの負荷
- 運動のタイプ
- 涼しい時間だけ、平らな道を短く歩く。これで足ります。泳ぎは体つきの都合で沈みやすく、おぼれる危険があるので向きません
- お手入れ
- カットは不要。そのかわり、顔と体のしわの間を毎日ふいてください。しめり気と汚れをためないことが、この犬種でいちばん大事なお手入れです
- トリミング
- 不要
解説
ブルドッグ
沿革
もとは牛と闘わせる見世物(ブルベイティング)のための犬でした。1835年にこの見世物が禁止されると、鼻先の短いずんぐりした今の体型へと変わっていきます。イギリスの国犬として知られ、この国の決意の象徴とされています(JKC沿革より要約)。
一般外貌
背が低く横に広い、ずんぐりした体。頭は大きく、鼻先は短くつまっています。皮ふはたるんでしわが多く、とくに顔のしわが目印。毛は短くまっすぐで、手ざわりは滑らかです。耳は外側に折れたバラ耳、しっぽは低い位置でねじれた形。毛色は単色(ブリンドル、いろいろな濃さのレッド、フォーン、ファローなど)か、そこに黒いマスクが入るスマット(JKC標準)。
性格と暮らし
JKC標準の性格記述:「鋭敏で、果敢、忠誠心があり、信頼でき、勇敢。外見は怖そうだが、愛情深い気質である」(出典: JKCブルドッグページ 2026-07-10確認)。 こわそうな見た目とはうらはらに、おっとりしたのんびり屋です。用もないのに吠えることは少ないのですが、いびきと呼吸の音はかなり大きめ。
たくさん運動する必要はなく、留守番も比較的平気。マンション暮らしにも向いています。ただし世話のほとんどが、鼻先の短い体のつくり——つまり呼吸・暑さ・皮ふのケアにつながっています。
がんこな面があるので、しつけは同じことをくり返し、ごほうびでやる気を引き出すやり方が向きます。
ケアのポイント
毛の手入れは楽な犬種です。そのかわり、しわの間を毎日ふくこと。これがブルドッグならではの必須ケアになります。
いちばん大事なのは暑さ対策。夏は散歩の時間帯、部屋の温度、移動の手段まで、生活まるごと組み立て直してください。
体重が増えると、そのぶん呼吸が苦しくなります。動く量が少ない犬なので、食事の量で調整しましょう。
麻酔や鎮静を使う処置のときは、短頭種向けの手順で計画してもらってください。
このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。