犬猫小町(準備中)
PLATE 84 · 6G
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はJKC公式の犬種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

嗅覚ハウンド / 超大型

ブラッドハウンド

Bloodhound

FCINo.84グループ6G 嗅覚ハウンド原産ベルギー更新2026.07.14別名Chien de Saint-Hubert / セント・ヒューバート・ハウンド

鼻のよさで匂いをたどり、獲物を追いかけてきた犬のグループです

体高 / JKC標準

62–68cm

020406080cm
体重
40–56kg
雄約46-56 / 雌約40-48(JKC記載)
寿命の目安
8–12
個体差があります
運動量
60分/日
成長期は関節保護のため過度な運動を避ける
被毛
短毛
(薄くて硬め)。頭から首にかけて皮膚が大きくたるみ、深いしわとのど元のたるみ(デューラップ)ができます

公認毛色 ブラック・アンド・タン・レバー・アンド・タン・単色レッド(前胸・指趾・尾先端のわずかな白は許容だが好ましくない)

この犬種の食事の要点

胸が深く体も大きいので、胃がねじれるトラブル(GDV)が起きやすい犬種です。1日分を数回に分けて、早食いと、食後すぐの激しい運動は避けてください。

子犬のうちは大型犬用のフードで、急に大きくさせないこと。関節を守れます。よだれが多いので、食器やお水まわりもこまめに洗いましょう

  • 胸が深い体型+早食い・一度に大量・食後の運動→胃がねじれる(いちばん注意)
  • 急に大きくなることで関節に負担(子犬期のカロリー・カルシウム管理)
  • 体重オーバーで関節に負担
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

すぐに動物病院へ
胃拡張捻転症候群(GDV/膨満)
気づきのサイン胃がふくらんでねじれる病気。胸が深くて体の大きいこの犬種では、いちばん警戒すべき救急です。そわそわして落ち着かない、吐こうとしても何も出ない、おなかが急に張ってくる。一刻を争います。生後6か月ごろに胃を固定する手術をすすめられることもあります(広く知られている範囲の情報)
股関節形成不全
気づきのサイン後ろ足のつけ根の関節がうまくかみ合わない病気で、大型犬に多く見られます。子犬〜若いうちの歩き方の変化、立ち上がりが遅い、運動をいやがる——このあたりが手がかりです
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肘関節形成不全
気づきのサイン前足のひじの関節がうまく育たない病気。若いうちから前足を引きずったり、運動のあとに痛がったりします
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皮膚のしわ皮膚炎(間擦性皮膚炎)
気づきのサイン顔や首のたるんだひだの内側が蒸れて起こる皮膚炎。赤くなる、においが出る、ぶつぶつができる。ひだの内側を拭いて乾かす習慣で、起こりにくくなります
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外耳炎
気づきのサイン耳が長く垂れているぶん、耳の穴に湿気がこもります。頭をぶるぶる振る、耳がにおう、しきりに耳をかく。よくあるサインです
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角膜潰瘍
気づきのサインまぶたのたるみでまつ毛や毛が黒目にあたり、傷ができます。目を細める、涙が増える、白目が赤い。長引くと黒目に濁りが残り、見えづらくなることも
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第三眼瞼腺脱出(チェリーアイ)
気づきのサイン目頭に赤いふくらみが飛び出します。目のまわりの組織がゆるいこの犬種では起こりやすいとされます
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胃拡張捻転症候群(膨満・鼓脹)
気づきのサインこの犬種で報告のある病気です。サインと受診の目安は疾患ページに書いています
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このサイトにまだ個別ページのない傾向: まぶたが内側にまくれる/外側にめくれる状態(眼瞼内反・外反)そのもの。断定はできませんが、気になる症状があれば受診の判断材料にしてください。

性格とケア

JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この犬種の性格とケアの要点

温厚で愛情深いが、においを追い始めると止まらない大きな犬。自分で判断して動きたがる子が多く、人に会うのが好きな傾向があります。

暮らしの中では、音と広さに余裕のある住環境・夏の暑さ対策・留守番を長くしすぎない工夫に手をかける時間が長くなります。

指示より自分の判断を優先しやすいことと住まいに広さと音の条件がつくことから、初めて犬を迎える人には難易度が高めとされる犬種です。しつけ教室やトレーナーなど、相談できる相手を先に決めておくと進めやすくなります。

  • 音と広さに余裕のある住環境
  • 夏の暑さ対策
  • 留守番を長くしすぎない工夫

気質

甘えん坊度4
子どもとの相性4
犬同士の相性4
ほかの動物との相性3
人なつこさ4
活発さ3
吠えやすさ3
しつけやすさ2
初めての飼い主向き1

暮らしの負荷

抜け毛の多さ3
太りやすさ3
暑さへの強さ2
寒さへの強さ3
サロン依存度2
デンタルケア優先度3
集合住宅への適性1
留守番への耐性2
運動量の目安3
運動のタイプ
においをかぎながら長く歩き回るのが向いています。何時間でも足跡を追える犬ですが、短い時間で激しく動く運動には向きません
お手入れ
毛そのものは短くて手がかかりません。手間がかかるのは皮膚のほうです。顔と首のしわの内側を毎日拭いて、乾かしてください。長い垂れ耳の定期的な洗浄と、たれてくるよだれの拭き取りもセットになります
トリミング
不要

解説

ブラッドハウンド

沿革

何世紀も前から、においを追う力の高さで知られてきた犬です。ベルギー・アルデンヌ地方の修道院で飼われていた黒と茶の系統(セント・ヒューバート・ハウンド)がもと。

11世紀にウィリアム征服王がイングランドへ持ち込み、その地で「ブラッドハウンド(純血のハウンド)」として固まりました。のちにアメリカ、とくに南部でも広がっています(JKC沿革より要約)。FCIでの原産国はベルギー、別名をシアン・ド・サン・チュベールといいます。

一般外貌

どっしりとした超大型のハウンドで、においを追う猟犬のなかではいちばん力強い体つきです。輪郭は長方形。堂々として気品があります。

頭から首にかけて、やわらかい皮膚がたっぷり垂れているのが最大の特徴。歩き方は弾むように軽快です(JKC標準)。長く垂れた耳、落ちくぼんだ目、たるんだ下まぶたが、この犬の顔をつくっています。ただし、しわやたるみが行きすぎるのは望ましくないとされます。

性格と暮らし

JKC標準の性格記述:「穏やかで安定した気質で、人に対しては優しく愛想が良い。主人に対して愛情深く、他の猟犬や家畜に寛容。やや慎重で頑固。決して攻撃的ではない」(出典: JKCブラッドハウンドページ 2026-07-14確認)。 人にはとても温厚で、愛情深い犬です。ところが、においを追う本能は世界でも指折り。一度足跡をつかむと、呼んでも戻ってこない頑固さがあります。しつけには根気がいります。

体は超大型、よだれの量も多く、胃がねじれるトラブルや皮膚のしわの手入れまで付いてきます。初めて犬を飼う人には、正直ハードルが高い犬種です。

散歩は、においをかぎながらゆっくり長く歩くのが合っています。ただし体ができあがる前の子犬〜若いうちは、関節を守るため運動をやりすぎないでください。

ケアのポイント

この犬と暮らすなら、覚えておきたいことが3つあります。

1つめは胃です。1日分を数回に分けて与え、早食いと食後の運動を避けてください。おなかが張って吐けない様子は救急のサインです。

2つめは顔と首のしわ。内側を拭いて乾かす。これだけで、蒸れによる皮膚炎はぐっと起こりにくくなります。

3つめは目と垂れ耳。たるんだまぶたが黒目をこすること、耳の中が蒸れること。どちらも早く気づくほど軽く済みます。

毛そのものの手入れは簡単です。あとは、よだれをこまめに拭くことと、子犬のうちの食事・運動を大型犬向けに管理して関節を守ること。これが暮らしの柱になります。

出典

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  1. 01足跡追及犬・家庭犬(現在は警察の行方不明者捜索)
    出典サイト ↗

このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。