犬猫小町(準備中)
PLATE 97 · 5G
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はJKC公式の犬種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

原始的な犬・スピッツ / 超小型

ポメラニアン

Pomeranian

FCINo.97グループ5G 原始的な犬・スピッツ原産ドイツ(ジャーマン・スピッツ系)更新2026.07.10別名ジャーマン・スピッツのトイ・バラエティ(Zwergspitz / Toy Spitz。ドイツ語圏外での呼称がポメラニアン)

柴犬など、昔の犬の姿を色濃く残す犬のグループです

体高 / JKC標準

21cm

020406080cm
体重
2–3.5kg
約2-3.5(一般値。犬種標準は「体の大きさに見合った体重」とだけ決めています)
寿命の目安
12–16
平均 13.7歳(アニコム家庭どうぶつ白書2024・2022年度)
運動量
20–30分/日
被毛
二層の長い毛
スピッツらしくふわりと立ち上がり、首まわりに飾り毛がたっぷりつきます

公認毛色 ホワイト・ブラック・ブラウン・オレンジ・グレーの色調・その他の毛色

この犬種の食事の要点

気管がつぶれやすい子には、首輪ではなくハーネスを。あわせて食べ物の形(大きさ・かたさ)にも気を配ってください。皮膚や毛をうたうサプリの広告が多い犬種でもあります(根拠は research/ を参照)

  • あごが小さく歯周病になりやすい
  • おやつのあげすぎで太る
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

膝蓋骨脱臼
気づきのサインひざのお皿が本来の位置からずれる病気で、この犬種に多く見られます。スキップするような歩き方や、後ろ足を一瞬上げるしぐさが手がかりです
くわしく見る →
気管虚脱
気づきのサイン空気の通り道である気管がつぶれてしまう病気。興奮したときや首輪を引いたときに「ガーガー」というガチョウのような咳が出ます。首輪よりハーネスを使ってください
くわしく見る →
脱毛症X(アロペシアX)
気づきのサインこの犬種の代表的なトラブルです。かゆみがないのに左右そろって毛が抜け、生えてこなくなります。夏に短く刈ったあとで表に出た、という報告もあります
くわしく見る →
歯周病
気づきのサイン小さなあごに歯がぎっしり並んでいるため、いちばん優先したいケアです。口のにおいと歯石をこまめに見てください
くわしく見る →
流涙症・涙やけ
気づきのサイン涙があふれて、目頭の毛が茶色く変わります(フロントマター未収録・疾患slug未整備)
骨折(橈尺骨)
気づきのサイン病気ではなく事故ですが、この体格ではとても多いです。ソファからの飛び降り、抱っこからの落下にご注意を
水頭症
気づきのサインこの犬種で報告のある病気です。サインと受診の目安は疾患ページに書いています
くわしく見る →
低血糖(幼若性・一過性)
気づきのサインこの犬種で報告のある病気です。サインと受診の目安は疾患ページに書いています
くわしく見る →
レッグ・カルベ・ペルテス病
気づきのサインこの犬種で報告のある病気です。サインと受診の目安は疾患ページに書いています
くわしく見る →

性格とケア

JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この犬種の性格とケアの要点

よく気がついてよく吠える、飼い主一筋の物覚えのいい犬。教えたことをよく覚える子が多く、家族のそばにいたがる傾向があります。

暮らしの中では、歯みがきの習慣づけ・こまめなブラッシング・夏の暑さ対策に手をかける時間が長くなります。

初めて犬を迎える家庭でも比較的迎えやすいとされる犬種です。そのうえで、歯みがきの習慣づけはこの先ずっと続くことだと考えておくと安心です。

  • 歯みがきの習慣づけ
  • こまめなブラッシング
  • 夏の暑さ対策

気質

甘えん坊度4
子どもとの相性3
犬同士の相性3
ほかの動物との相性3
人なつこさ3
活発さ3
吠えやすさ4
しつけやすさ4
初めての飼い主向き4

暮らしの負荷

抜け毛の多さ4
太りやすさ3
暑さへの強さ2
寒さへの強さ4
サロン依存度3
デンタルケア優先度5
集合住宅への適性4
留守番への耐性3
運動量の目安2
運動のタイプ
家のなかでの遊びが中心。そこに短い散歩と、外の世界に慣らすためのお出かけを足してください
お手入れ
ブラッシングは週に数回。二層の毛なので、生えかわる時期は毎日かけてください。目のまわりとおしりまわりは、汚れやすいので部分的に手入れを
トリミング
不要(カットを楽しむ文化はありますが、犬種標準は自然な毛のまま。夏に短く刈ったあと毛が生えそろわなくなる例があり、脱毛症Xとの関係が議論されています)

解説

ポメラニアン

沿革

ジャーマン・スピッツは、石器時代の犬を先祖に持つ中央ヨーロッパ最古級の犬種グループです。ここからたくさんの犬種が枝分かれしました。そのなかでいちばん小さいタイプが、ドイツ語圏の外で「ポメラニアン」と呼ばれています(JKC沿革より要約)。

一般外貌

体の高さ21±3cmの、とても小さなスピッツ。ふわりと立ち上がる二層の毛、首まわりのたっぷりした飾り毛、くるんと巻いたしっぽ、小さな立ち耳が特徴です。骨は細く、華奢です。

性格と暮らし

JKC標準の性格記述:「常に注意深く、活発で、主人への忠誠心が非常に強い。たいへん学習能力が高く、訓練しやすい。(中略)臆病でも攻撃的でもない」(出典: JKCポメラニアンページ 2026-07-10確認)。 番犬の血を引くスピッツなので、物音や来客によく吠えます。マンションで暮らすなら、吠えとどうつきあうかがしつけの中心になります。

そのぶん覚えは早く、犬種標準でも「訓練しやすい」とされています。

ケアのポイント

体は小さいのに毛は二層。ブラッシングの手間は見た目以上です。毛が生えかわる時期は毎日かけてください。

柴カットをはじめ、この犬種にはカットを楽しむ文化があります。ただ短く刈ったあと毛が戻らなくなる例が議論されているので、夏の短いカットは慎重に決めましょう。

毎日やることは3つ。歯みがき、体重管理、そして床に滑り止めを敷いて足腰を守ることです。

出典

3

  1. 01番犬及びコンパニオン・ドッグ
    出典サイト ↗
  2. 02jkc.or.jp
    出典サイト ↗
  3. 03anicom-page.com
    出典サイト ↗

このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。