犬猫小町(準備中)
PLATE 97 · 5G
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はJKC公式の犬種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

原始的な犬・スピッツ / 小型〜中型

ジャーマン・スピッツ

German Spitz

FCINo.97グループ5G 原始的な犬・スピッツ原産ドイツ更新2026.07.14

柴犬など、昔の犬の姿を色濃く残す犬のグループです

体高 / JKC標準

27–45cm

020406080cm
体重
5–18kg
グロース約17-18 / ミッテル約7-11 / クライン約5-8(一般値。JKC標準は「サイズに相応しい体重」とだけ書いていて、数字の決まりはありません)
寿命の目安
13–16
個体差があります
運動量
30–60分/日
被毛
二層構造
(ダブルコート)の長毛。ふわりと立ち上がる上毛と、綿のような下毛。首まわりのたてがみのような毛と、背中に巻き上げた毛量たっぷりのしっぽが目印です

公認毛色 ホワイト・ブラック・ブラウン(グロース)・オレンジ・グレー系・その他の毛色(ミッテル・クライン)

この犬種の食事の要点

小型〜中型の犬なので、量を決めて与えないとすぐ太ります。毛の量が多い犬種なので、皮膚と毛のことも考えた栄養バランスのフードを選びましょう

  • おやつのあげすぎで太る
  • やわらかい食事ばかりだと歯周病になりやすい
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

膝蓋骨脱臼
気づきのサインひざのお皿の骨が本来の溝から外れる病気で、小型のスピッツにはほかの犬より多いとされます。ときどき後ろ足を上げてケンケンと歩く、スキップのような動きをする。こんな歩き方が最初のサインです
くわしく見る →
進行性網膜萎縮
気づきのサイン目の奥にある、光を感じる膜が少しずつ働かなくなる病気。この犬種では関わる遺伝子の変化が報告されています。夕方や暗い場所で見えにくくなるところから始まり、だんだん視力が落ちていきます
くわしく見る →
特発性てんかん
気づきのサインはっきりした原因が見つからないまま、けいれんの発作が起こる病気。全身がけいれんする、意識がなくなる。この犬種でも報告があります。発作の様子をスマホで撮っておくと診断の助けになります
くわしく見る →
歯周病
気づきのサイン歯と歯ぐきの病気。小型犬は歯石がつきやすく、歯ぐきの炎症も進みやすいです。口がにおう、歯ぐきが赤い、歯がぐらぐらする。この順で気づくことが多いです
くわしく見る →

(※網膜異形成(RD)という目の病気の報告もありますが、KBには項目がありません。上の表は海外の犬種ガイドやPetMDなどの広く知られている範囲の情報をもとにした傾向で、必ず起こるという話ではありません。繁殖のときは、目の検査とPRAの遺伝子検査を受けることがすすめられています)

遺伝子検査で調べられるもの進行性網膜萎縮(PRA・目の病気)の遺伝子検査(この犬種で関わる遺伝子の変化が報告あり・一般値)。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください

性格とケア

JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この犬種の性格とケアの要点

よく学び飼い主に尽くす、見張り役として吠えやすい犬。教えたことをよく覚える子が多く、家族のそばにいたがる傾向があります。

暮らしの中では、歯みがきの習慣づけ・こまめなブラッシング・夏の暑さ対策に手をかける時間が長くなります。

難しさは中くらいで、よく声を出すことに見通しが立つかどうかが分かれ目になります。

  • 歯みがきの習慣づけ
  • こまめなブラッシング
  • 夏の暑さ対策

気質

甘えん坊度4
子どもとの相性3
犬同士の相性3
ほかの動物との相性3
人なつこさ2
活発さ3
吠えやすさ4
しつけやすさ4
初めての飼い主向き3

暮らしの負荷

抜け毛の多さ4
太りやすさ3
暑さへの強さ2
寒さへの強さ4
サロン依存度3
デンタルケア優先度4
集合住宅への適性3
留守番への耐性2
運動量の目安3
運動のタイプ
散歩と遊び。おぼえるのが好きな犬なので、芸やコマンドの練習も喜びます
お手入れ
カットは不要。ただし毛の量が多いので、ブラッシングは週に数回、抜け毛の増える時期は毎日かけてください。下毛がたまると毛玉になります
トリミング
不要

解説

ジャーマン・スピッツ

沿革

石器時代の「ピート・ドッグ(Torfhund)」「Canis familiaris palustris Rüthimeyer」、そして後の「湖上生活者のスピッツ(Pfahlbauspitz)」の子孫とされ、中央ヨーロッパでもっとも古い犬種のひとつです。ここから多くの犬種が枝分かれしていきました(JKC沿革より要約)。

JKCではジャーマン・スピッツをグロース/ミッテル/クラインの3サイズに分けて登録します。同じFCI標準(No.97)に入るヴォルフスピッツ(キースホンド)と、いちばん小さいツヴェルクシュピッツ(ポメラニアン)は、別の犬種として登録されます。

一般外貌

たっぷりの下毛が生む美しい毛並みが魅力です。首まわりのたてがみのような毛と、背中の上に堂々と掲げられた毛量たっぷりのしっぽ。この2つがとくに目を引きます。キツネのような顔立ちに用心深い目、小さくとがって間隔のせまい立ち耳。スピッツならではの、勝ち気な顔つきです(JKC標準)。サイズはグロース(大)・ミッテル(中)・クライン(小)の3つに分かれます。

性格と暮らし

JKC標準の性格記述:「常に注意深く、活発で、主人への忠誠心が非常に強い。たいへん学習能力が高く、訓練しやすい。生まれつき他人に対する不信感が強く、狩猟本能がほとんど無いことから、理想的なコンパニオン・ドッグ及びファミリー・ドッグであり、家庭及び農場の理想的な番犬である。臆病でも攻撃的でもない。天候に関わらず、頑健で長寿なことがこの犬種の最も優れた特性である」(出典: JKCジャーマン・スピッツページ 2026-07-14確認)。 おぼえるのが好きで、教えたことによく応えてくれます。

いっぽうで見張り役の気質が強く、よく吠えます。むだ吠えへの対処と、お客さんが来たときのマナー。ここをどうするかで暮らしやすさが変わります。人が好きなぶん、留守番は苦手な子が多いです。

ケアのポイント

この犬種の手入れは、なんといってもブラッシングです。週に数回、抜け毛の増える時期は毎日。下毛がたまって毛玉になるのを防げます。カットは要らないので、サロンに通う頻度はそれほど高くありません。

歯みがきは子犬のうちから習慣にしてください。小型犬は歯石がつきやすいからです。

吠えについては、子犬のころからいろいろな人や音に少しずつ慣らしておくこと。ここが同居のしやすさを大きく左右します。

おぼえるのが好きな犬なので、しつけや芸の練習は本人も楽しんでくれます。

出典

4

  1. 01サイズに相応しい体重
    出典サイト ↗
  2. 02petmd.com
    出典サイト ↗
  3. 03purina.co.uk
    出典サイト ↗
  4. 04学習能力が高く訓練しやすい

このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。