実物の写真はJKC公式の犬種紹介や画像検索もあわせてご覧ください。
原始的な犬・スピッツ / 小型〜中型
ジャーマン・スピッツ
German Spitz
柴犬など、昔の犬の姿を色濃く残す犬のグループです
体高 / JKC標準
27–45cm
- 体重
- 5–18kg グロース約17-18 / ミッテル約7-11 / クライン約5-8(一般値。JKC標準は「サイズに相応しい体重」とだけ書いていて、数字の決まりはありません)
- 寿命の目安
- 13–16年 個体差があります
- 運動量
- 30–60分/日
- 被毛
- 二層構造 (ダブルコート)の長毛。ふわりと立ち上がる上毛と、綿のような下毛。首まわりのたてがみのような毛と、背中に巻き上げた毛量たっぷりのしっぽが目印です
公認毛色 ホワイト・ブラック・ブラウン(グロース)・オレンジ・グレー系・その他の毛色(ミッテル・クライン)
この犬種の食事の要点
小型〜中型の犬なので、量を決めて与えないとすぐ太ります。毛の量が多い犬種なので、皮膚と毛のことも考えた栄養バランスのフードを選びましょう
- おやつのあげすぎで太る
- やわらかい食事ばかりだと歯周病になりやすい
かかりやすい病気と、気づくサイン
この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります
(※網膜異形成(RD)という目の病気の報告もありますが、KBには項目がありません。上の表は海外の犬種ガイドやPetMDなどの広く知られている範囲の情報をもとにした傾向で、必ず起こるという話ではありません。繁殖のときは、目の検査とPRAの遺伝子検査を受けることがすすめられています)
遺伝子検査で調べられるもの進行性網膜萎縮(PRA・目の病気)の遺伝子検査(この犬種で関わる遺伝子の変化が報告あり・一般値)。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください。
性格とケア
JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります
この犬種の性格とケアの要点
よく学び飼い主に尽くす、見張り役として吠えやすい犬。教えたことをよく覚える子が多く、家族のそばにいたがる傾向があります。
暮らしの中では、歯みがきの習慣づけ・こまめなブラッシング・夏の暑さ対策に手をかける時間が長くなります。
難しさは中くらいで、よく声を出すことに見通しが立つかどうかが分かれ目になります。
- 歯みがきの習慣づけ
- こまめなブラッシング
- 夏の暑さ対策
気質
暮らしの負荷
- 運動のタイプ
- 散歩と遊び。おぼえるのが好きな犬なので、芸やコマンドの練習も喜びます
- お手入れ
- カットは不要。ただし毛の量が多いので、ブラッシングは週に数回、抜け毛の増える時期は毎日かけてください。下毛がたまると毛玉になります
- トリミング
- 不要
解説
ジャーマン・スピッツ
沿革
一般外貌
たっぷりの下毛が生む美しい毛並みが魅力です。首まわりのたてがみのような毛と、背中の上に堂々と掲げられた毛量たっぷりのしっぽ。この2つがとくに目を引きます。キツネのような顔立ちに用心深い目、小さくとがって間隔のせまい立ち耳。スピッツならではの、勝ち気な顔つきです(JKC標準)。サイズはグロース(大)・ミッテル(中)・クライン(小)の3つに分かれます。
性格と暮らし
JKC標準の性格記述:「常に注意深く、活発で、主人への忠誠心が非常に強い。たいへん学習能力が高く、訓練しやすい。生まれつき他人に対する不信感が強く、狩猟本能がほとんど無いことから、理想的なコンパニオン・ドッグ及びファミリー・ドッグであり、家庭及び農場の理想的な番犬である。臆病でも攻撃的でもない。天候に関わらず、頑健で長寿なことがこの犬種の最も優れた特性である」(出典: JKCジャーマン・スピッツページ 2026-07-14確認)。 おぼえるのが好きで、教えたことによく応えてくれます。
いっぽうで見張り役の気質が強く、よく吠えます。むだ吠えへの対処と、お客さんが来たときのマナー。ここをどうするかで暮らしやすさが変わります。人が好きなぶん、留守番は苦手な子が多いです。
ケアのポイント
この犬種の手入れは、なんといってもブラッシングです。週に数回、抜け毛の増える時期は毎日。下毛がたまって毛玉になるのを防げます。カットは要らないので、サロンに通う頻度はそれほど高くありません。
歯みがきは子犬のうちから習慣にしてください。小型犬は歯石がつきやすいからです。
吠えについては、子犬のころからいろいろな人や音に少しずつ慣らしておくこと。ここが同居のしやすさを大きく左右します。
おぼえるのが好きな犬なので、しつけや芸の練習は本人も楽しんでくれます。
このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。