犬猫小町(準備中)
PLATE 309 · 2G
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はJKC公式の犬種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

使役犬 / 中型

シャー・ペイ

Shar Pei

FCINo.309グループ2G 使役犬原産中国更新2026.07.14別名シャーペイ / チャイニーズ・シャー・ペイ

番犬・警備・救助などで人と働いてきた犬のグループです

体高 / JKC標準

44–51cm

020406080cm
体重
18–25kg
約18-25(一般値・犬種標準に体重の決まりなし)
寿命の目安
8–12
個体差があります
運動量
30分/日
被毛
下毛のない、とても短い毛
(シングルコート)。かたくてざらつく独特の手ざわりです。ごく短いホースコートと、やや長めのブラシコートの2タイプがあります

公認毛色 白以外の全てのソリッド・カラー(尾・大腿後面は明るめの色調可、背後方・耳上のダークな色調は許容)

この犬種の食事の要点

食べ物のアレルギーと皮膚のトラブルが多い犬種なので、食事の内容が大きな意味を持ちます。皮膚の症状が続くときは、原材料をしぼったフードや、たんぱく源を1種類にしたフードを試すことがよくあります。獣医師と相談しながら進めてください

  • 食べ物のアレルギーで皮膚やおなかに症状が出る
  • 皮膚の状態に合わせた食事の調整
  • 太りすぎ
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

皮膚のしわ(皺襞)の皮膚炎
気づきのサインしわの間が蒸れて起こる皮膚の炎症。赤くなる、においがする、ぶつぶつが出る。拭いて乾かすのが足りないと、何度でもぶり返します
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アトピー性皮膚炎
気づきのサインかゆみと赤みが出る皮膚の病気で、若いうちから始まります。顔・足先・おなかをしきりになめたり、かいたりします
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外耳炎
気づきのサイン耳の穴が極端に狭く、空気が通りません。だから何度もぶり返します。頭をぶんぶん振る、耳がにおう。この2つが手がかりです
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甲状腺機能低下症
気づきのサインのどにある甲状腺のはたらきが弱くなる病気で、中年以降に出ます。元気がなくなる、体重が増える、左右そろって毛が薄くなる、皮膚の調子が落ちる
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膝蓋骨脱臼
気づきのサインひざのお皿の骨が本来の溝から外れる病気。後ろ足を一瞬持ち上げてケンケンする、スキップのような歩き方をする。こんな動きが出ます
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食物アレルギー
気づきのサイン食べ物が原因で起こるアレルギー。季節に関係なく一年じゅうかゆがる、耳の炎症が続く、便がやわらかい。原材料をしぼった食事にしばらく切り替えて確かめます
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家族性シャーペイ熱(FSF)/アミロイドーシス ※このサイトの疾患ページは未作成
気づきのサインはっきりした原因がないまま熱が何度も出て、関節(とくに後ろ足のかかと)が腫れて痛む病気。この犬種を代表する病気です。進むと腎臓や肝臓に異常なたんぱくがたまることがあります
眼瞼内反症(エントロピオン)※このサイトの疾患ページは未作成
気づきのサインまぶたが内側に巻きこみ、まつげが黒目をこすってしまう状態。目やにが出る、涙が止まらない、目を細める。ひどくなると黒目に傷ができます
皮膚ムチン沈着症・SPAID(自己炎症性疾患)※このサイトの疾患ページは未作成
気づきのサインしわのもとになっている物質(ムチン)が皮膚に多すぎることと関わる、この犬種ならではの炎症です

しわの多い皮膚と、この犬種ならではの免疫のしくみに関わる病気がたくさん知られています。以下は「多く見られる」とされるもので、実際に出るかどうかは個体差があります。 (家族性シャーペイ熱/アミロイドーシスと眼瞼内反症は、この犬種を語るうえで外せない病気です。どちらも診断は獣医師の領域になります)

性格とケア

JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この犬種の性格とケアの要点

落ち着きがあり家族に忠実、他人とは距離を置く犬。自分で判断して動きたがる子が多く、よその犬とは距離を取りたがる傾向があります。

暮らしの中では、夏の暑さ対策・冬の寒さ対策・歯みがきを習慣にすることに手をかける時間が長くなります。

指示より自分の判断を優先しやすいことと人やほかの動物に慎重なことから、初めて犬を迎える人には難易度が高めとされる犬種です。しつけ教室やトレーナーなど、相談できる相手を先に決めておくと進めやすくなります。

  • 夏の暑さ対策
  • 冬の寒さ対策
  • 歯みがきを習慣にすること

気質

甘えん坊度4
子どもとの相性3
犬同士の相性2
ほかの動物との相性2
人なつこさ2
活発さ2
吠えやすさ2
しつけやすさ2
初めての飼い主向き2

暮らしの負荷

抜け毛の多さ2
太りやすさ3
暑さへの強さ2
寒さへの強さ2
サロン依存度2
デンタルケア優先度3
集合住宅への適性4
留守番への耐性3
運動量の目安2
運動のタイプ
短めの散歩で足ります。暑い日はしわの間が蒸れやすく、呼吸もつらくなるので気をつけてください
お手入れ
毛のブラッシングはかんたんです。手間がかかるのは皮膚のほう。しわの間を拭いて、しっかり乾かしてください。耳の穴が狭い犬種なので耳そうじも要ります。目のまわりも毎日見てあげましょう
トリミング
不要

解説

シャー・ペイ

沿革

中国南部生まれの古い犬種です。南シナ海の沿岸で何百年も生きてきました。広東省の Dialak という町が原産地とされています(JKC沿革より要約)。かつては狩り・番・闘犬に使われていました。全身のたるんだ皮膚と、「かば」を思わせる肉厚の鼻先。この独特の見た目が最大の特徴です。20世紀の後半には頭数が激減し、「世界一希少な犬種」と言われた時期もありました。

一般外貌

全身のしわと肉厚の鼻先が目を引く、がっしりした四角い体つきの中型犬。JKC標準は「活動的で、コンパクトで、ショート・カプルドで、スクエアな体格の中型犬。スカル及びキ甲を覆うしわと、小さい耳、『かば』を感じさせるマズルはシャー・ペイ独特の容貌を与える。牡は牝より大きく、力強い」と書いています。毛はかたくてざらつく独特の短毛。ごく短いホースコートと、やや長めのブラシコートの2タイプがあります。鼻先は肉厚で短めですが、パグブルドッグのように極端に短いわけではありません。

性格と暮らし

JKC標準の性格記述:「冷静、独立心が強く、忠実で、家族に対して愛情を示す」(出典: JKCシャー・ペイページ 2026-07-14確認)。 落ち着いていて、家族には忠実で愛情深い犬です。ただし自分で考えて動くタイプで、知らない人や犬とは距離を取ります。番犬の気質です。

運動はそれほど多く要らないので、マンション暮らしにもなじみます。

手がかかるのは毎日のケアのほうです。皮膚・目・耳。この3つに時間を取られます。しつけには一貫性が要りますし、頑固な一面もあります。初めて犬を飼う人がこの犬種を選ぶなら、皮膚の病気についての知識と根気が要ります。

ケアのポイント

この犬種は、皮膚と目と耳のケアがすべてです。

全身のしわの間を拭いて、しっかり乾かしてください。蒸れたままにすると皮膚が荒れます。耳の穴は狭く、炎症をくり返しやすい場所。定期的にのぞきましょう。

子犬のうちに、涙が多い・目を細めるといった様子があれば、まぶたが内側に巻きこんでいないか早めに診てもらってください。

毛は一層だけで薄く、暑さにも寒さにも強くありません。夏はしわの蒸れと熱中症に、冬は保温に気を配って。

熱がくり返し出る、関節が腫れる。シャーペイ熱の疑いがあります。早めに受診してください。

出典

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  1. 01狩猟犬及び警備犬
    出典サイト ↗

このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。