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愛玩犬 / 小型
チベタン・スパニエル
Tibetan Spaniel
仕事よりも、人のそばにいることを役目にしてきた犬のグループです
体高 / JKC標準
25.4cm
- 体重
- 4.1–6.8kg 4.1-6.8(JKC標準)
- 寿命の目安
- 13–15年 個体差があります
- 運動量
- 30–60分/日
- 被毛
- 二層の毛 絹のようになめらかで、体に沿って寝ています。首のまわりにはライオンのたてがみのような飾り毛が生えます(とくに雄で目立ちます)
公認毛色 あらゆる毛色およびそれらのミックスが許容(JKC標準)
この犬種の食事の要点
やることは量の管理です。運動量はほどほどなので、与えすぎるとすぐ太ります
- 太りすぎ(量を量って与えてください)
- 口が小さいので粒の大きさと食べやすさに配慮を
かかりやすい病気と、気づくサイン
この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります
この犬種でいちばん気にかけたいのは目です。繁殖の前にはPRA3の遺伝子検査を受け、ふだんから目の検診を定期的に受けておいてください。
遺伝子検査で調べられるものPRA3(FAM161A変異・目の奥の網膜が少しずつ弱っていく病気)の遺伝子検査(一般値)。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください。
性格とケア
JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります
この犬種の性格とケアの要点
見知らぬ人には慎重な、高い所から見張るのが好きな犬。気づいたことを声で知らせようとする子が多く、家族にべったり甘えたがる傾向があります。
暮らしの中では、歯みがきの習慣づけ・夏の暑さ対策・体重と歯のこまめな確認に手をかける時間が長くなります。
難しさは中くらいで、よく声を出すことに見通しが立つかどうかが分かれ目になります。
- 歯みがきの習慣づけ
- 夏の暑さ対策
- 体重と歯のこまめな確認
気質
暮らしの負荷
- 運動のタイプ
- 散歩に、家のなかでの遊びを足してください。高い場所に登って周りを見張るのが好きな犬です
- お手入れ
- ブラッシングは週に数回。絹のような毛質なので手入れはそれほど大変ではありませんが、飾り毛・しっぽ・耳の裏は毛玉ができやすいので気をつけて。毛が生えかわる時期は回数を増やしてください
- トリミング
- 基本は不要(もともとカットする犬種ではありません)。足の裏と、おしりまわりを少し整える程度で足ります
解説
チベタン・スパニエル
沿革
チベットに古くからいる小型犬で、ペキニーズと祖先が同じだろうと考えられています。
暮らしていたのはチベットの僧院。経文の書かれた車を回す手伝いをし、僧院の壁の上に登って見張り番をつとめ、侵入者が来ると大きなチベタン・マスティフに知らせたと伝わります。ダライ・ラマにも愛された犬です。20世紀のはじめにイギリスへ渡り、そこから各国に広まりました(JKC沿革・AKCより要約)。
一般外貌
小さく、活発で、動きのすばやい愛玩犬。全体のつり合いがよく、体高より体長がわずかに長い体つきです(JKC標準)。
首のまわりにはライオンのたてがみのような飾り毛(とくに雄で目立ちます)。毛は体に沿って寝た、絹のような手ざわりです(AKC)。鼻先はやや短めですが、鼻の低い犬種(短頭種)には入りません。
性格と暮らし
JKC標準の性格記述:「陽気で、自信があり、たいへん理解力があり、見知らぬ人に対してはよそよそしい。注意深く、忠実だが、自立心も強い」(出典: JKCチベタン・スパニエルページ 2026-07-14確認)。 家族とは深く結びつきます。そのかわり、知らない人とは距離を置く番犬タイプ。
高い場所に登って周りを見張るのが習性で、お客さんが来たときや、いつもとちがうことが起きたときによく吠えます。自分で考えて動く犬なので、しつけには根気が要ります。必要な運動はほどほどなので、マンションでも暮らしやすい犬です。
ケアのポイント
絹のような毛は手入れがそれほど大変ではありませんが、飾り毛・しっぽ・耳の裏には毛玉ができます。週に数回のブラッシングを習慣にしてください。カットは基本的に要りません。
見張り役の血で、よく吠えます。お客さんが来たとき、インターホンが鳴ったとき。ここへの反応を子犬のうちから整えておくと、マンションでも暮らしやすくなります。
知らない人への警戒が強い犬です。動物病院やサロンでは、時間をかけて少しずつ慣らしてもらいましょう。高い所が好きなので、診察台から飛び降りないよう気をつけてください。
このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。