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短毛 / がっしりした体つき
エキゾチック・ショートヘア
Exotic Shorthair
- 体重
- 3.5–6.5kg 約3.5-6.5(雄が大きい)※広く知られている範囲の目安(CFA/ペルシャの基準に体重の決まりはありません)
- 寿命の目安
- 8–11年 個体差があります
- 活発さ
- 2/5 遊びの時間の目安をはかる目印です
- 被毛
- 短いのに密で、ぬいぐるみのような手ざわりの二層の毛 (ダブルコート)。厚い下毛のおかげで毛が体から立ち上がります。「Persian in its pajamas(パジャマ姿のペルシャ)」と呼ばれます
毛色 ソリッド・タビー・シルバー/ゴールデン・スモーク/シェーデッド・キャリコ/バイカラー・ポインテッド(ヒマラヤン)までペルシャと同じ多彩な色柄
この猫種の食事の要点
顔が平たく(短頭)フードの粒をつかみにくいので、短頭の猫向けの形と大きさの粒だと食べやすくなります。動きが少なく、がっしりした体つきなので、体重の管理は続けて見ていく課題になります
- 体重管理(動きが少なくがっしり型)
- 尿路結石・猫の下部尿路の病気(FLUTD)
- 鼻が短くフードを食べにくいこと
かかりやすい病気と、気づくサイン
この猫種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります
短頭種気道症候群
遺伝子検査で調べられるものPKD1(多発性嚢胞腎・ペルシャ由来・常染色体優性)/PRA-pd(進行性網膜萎縮・ペルシャ型の常染色体劣性)。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください。
性格とケア
CFA/TICA・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります
この猫種の性格とケアの要点
鳴き声が小さく、そっと寄り添って甘える猫。家の中でのんびり過ごすのが好きな子が多く、子どもにもおおらかに接する傾向があります。
暮らしの中では、歯みがきの習慣づけ・食事の量と体型のこまめな確認に手をかける時間が長くなります。
初めて猫を迎える家庭でも比較的迎えやすいとされる猫種です。そのうえで、歯みがきの習慣づけはこの先ずっと続くことだと考えておきましょう。
- 歯みがきの習慣づけ
- 食事の量と体型のこまめな確認
気質
暮らしの負荷
- お手入れ
- 短毛なので週1〜2回のブラッシングで足ります(長毛のエキゾチック・ロングヘアやペルシャよりずっと楽で、これが人気の理由です)。鼻が短いぶん、目のまわりの涙やけと顔のしわはこまめに拭いて清潔に保ってください(蒸れによる皮膚炎を起こしにくくなります)
- 毛玉のケア
- 短毛で中くらい。週1〜2回のブラッシングで、飲み込む毛を減らせます。長毛タイプ(エキゾチック・ロングヘア)ほど毛玉のケアはいりません
- 室内で飼うこと
- 家の中だけで飼ってください。鼻が短く暑さと呼吸の負担に弱いうえ、動きが少なくおっとりしていて外の危険に対処しにくい猫です。血統書のある猫なので盗難・迷子にも注意
- 水を飲む量
- 猫はもともと水を飲む量が少なく、おしっこが濃くなりやすい動物です。動きが少なく飲水も排尿も落ちやすい体質なので、ウェットフードの併用と水飲み場を複数置くことで、尿路結石のリスクを下げられます
解説
エキゾチック・ショートヘア
沿革
1950年代のアメリカで、西海岸のペルシャのブリーダーがペルシャとアメリカンショートヘアを交配したのが始まりです。丸い頭、大きな丸い目、短く重厚な体というペルシャの魅力をそのままに、手入れのしやすい短毛にまとめました。CFAが公認したのは1966年です。
TICAでは Persian Breed Group(ペルシャ・ヒマラヤン・エキゾチック)の一員として扱われ、毛の記述以外はペルシャと同じ基準が使われます。同じ血統から生まれた長毛の子は「エキゾチック・ロングヘア」に分けられます。
「ペルシャらしさは欲しいけれど、手入れは楽にしたい」という人に人気で、CFAでも上位の登録数を保っています。
外貌と被毛
体は短く重厚でがっしりしており、脚が短く、胸が広くて深いつくり。頭は丸くて大きく、鼻は短く詰まり、目の間が深くくぼんだ極端な短頭です。目は大きく丸く、離れてついていて、甘い表情をつくります。
毛は短いのに密で、ぬいぐるみのような手ざわり。厚い下毛があるため、毛が体から立ち上がります。「Persian in its pajamas(パジャマ姿のペルシャ)」と呼ばれる由来です。毛色・柄はペルシャと同じで、ソリッド、タビー、シルバー/ゴールデン、スモーク/シェーデッド、キャリコ/バイカラー、ポインテッド(ヒマラヤン)までとても多彩。
性格と暮らし
穏やかで甘えん坊。それでいて押しつけがましくありません(devoted but not intrusive)。声はとても小さく、鳴くこと自体がまれで、目で気持ちを伝えるタイプです。
子どもに向く猫としてすすめられており、犬や他の猫とも平和に暮らせます。ペルシャよりいくらか活発で遊び好きな一面もありますが、基本は静かでおっとりした暮らしを好みます。
飼い主にいちばん理解してほしいのは、短頭という見た目の魅力と、涙やけ・顔のしわの皮膚炎・息のしにくさや食べにくさという負担が、同じ体のつくりから来ていることです。
ケアのポイント
短毛で、ブラッシングは週1〜2回で足ります。長毛のエキゾチック・ロングヘアやペルシャに比べて手入れがずっと楽なのが、この猫のいちばんの利点です。
ただし鼻が短いぶん、目のまわりの涙やけと顔のしわの清潔は毎日の仕事になります。蒸れると皮膚炎を起こしやすいからです。
動きが少なくがっしりした体つきなので、体重は増えやすい猫。顔が平たく粒をつかみにくいので、短頭の猫向けの形の粒だと食べやすくなります。水を飲む量が落ちやすいので、水飲み場を増やしてウェットフードを併用しましょう。歯みがきも早めに習慣にしてください。
このページは猫種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。