犬猫小町(準備中)
PLATE 344 · 2G
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はJKC公式の犬種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

使役犬 / 超大型

アメリカン・アキタ

American Akita

FCINo.344グループ2G 使役犬原産日本(戦後アメリカで独自に発展)更新2026.07.14別名アメリカン・アキタは秋田犬(Akita・FCI No.255)とは別犬種。戦後アメリカに渡った出羽系が現地で独自に固定化された系統

番犬・警備・救助などで人と働いてきた犬のグループです

体高 / JKC標準

61–71cm

020406080cm
体重
32–59kg
雄約45-59 / 雌約32-45(一般値・JKC標準に体重の決まりなし)
寿命の目安
10–13
個体差があります
運動量
30–60分/日
被毛
短〜中くらいの長さのダブルコート
(かたい直毛の上毛と、密でやわらかい下毛の二層。長毛は標準では失格)

公認毛色 レッド・フォーン・ホワイト・ピント(ピントー)・ブリンドル

この犬種の食事の要点

胸が深い大型犬なので、胃がねじれるトラブルへの備えが要ります。早食いをさせない、1日分を数回に分ける、食後はしばらく静かに過ごす。

この3つを習慣にしてください。太らせるとそのまま関節の負担になるので、体重は一生つきあうテーマです。自分の免疫が皮膚を攻撃してしまうタイプの病気が出やすい系統でもあり、原材料を気にする飼い主の多い犬種でもあります

  • 胃がねじれる(胸が深い大型犬に多い)
  • 体重オーバーで関節に負担
  • 皮膚トラブル(免疫や毛のつくられ方の異常が隠れていないか見きわめる)
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

すぐに動物病院へ
胃拡張・胃捻転(GDV)
気づきのサイン胃がふくらんでねじれる、命に関わる緊急事態。胸の深い大型犬に起こりやすい病気です。そわそわして落ち着かない、おなかが張る、吐こうとしても何も出ない。疑ったら夜中でも救急へ
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股関節形成不全
気づきのサイン後ろ足のつけ根の関節がうまくかみ合わない病気で、大型犬に多く見られます。育ちざかりのころの歩き方がぎこちない、おすわりで足を横に投げ出す、立ち上がるのをいやがる——このあたりが最初のサインです
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甲状腺機能低下症
気づきのサインのどにある甲状腺のはたらきが弱まる病気。中年以降に増えます。左右対称に毛が薄くなる、体重が増える、元気がない、やたら寒がる。ゆっくり進むので見過ごされがちです
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ぶどう膜皮膚症候群(VKH様症候群)
気づきのサイン自分の免疫が目や皮膚を攻撃してしまう病気で、アキタ系との関わりが強く知られています。まず目にきます。両目が赤い、濁る、まぶしがる。そのあとで鼻・唇・毛の色が抜けてきます。急な目の異常は、その日のうちに受診してください
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皮脂腺炎
気づきのサイン皮膚の脂を出す腺が壊れていく病気。アキタ系では血筋に沿って出ることが知られています。左右対称に毛が抜ける、銀白色のフケが出る、毛の根元がフケに包まれて筒のようになる。市販薬で様子を見ず、皮膚の一部を採って調べてもらいましょう
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進行性網膜萎縮(PRA)
気づきのサイン目の奥にある網膜が少しずつ衰えていく病気。暗いところで見えにくくなるところから始まります。夜の散歩でぶつかる、段差をこわがる。こんな変化で気づく飼い主が多いです
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免疫介在性疾患(天疱瘡等)
気づきのサインアキタ系は自分の免疫が体を攻撃してしまう病気になりやすいとされます(このサイトの疾患ページは未作成)。鼻や肉球がただれる、かさぶたができて治りにくい。そんなときは皮膚科のある病院に相談を

性格とケア

JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この犬種の性格とケアの要点

家族には忠実、見知らぬ相手には警戒する力の強い犬。自分で判断して動きたがる子が多く、小さな子のにぎやかな動きが苦手な傾向があります。

暮らしの中では、毛が生え替わる季節のほぼ毎日のブラッシング・夏の暑さ対策・体格に見合った運動と体重の管理に手をかける時間が長くなります。

指示より自分の判断を優先しやすいことと人やほかの動物に慎重なことから、初めて犬を迎える人には難易度が高めとされる犬種です。しつけ教室やトレーナーなど、相談できる相手を先に決めておくと進めやすくなります。

  • 毛が生え替わる季節のほぼ毎日のブラッシング
  • 夏の暑さ対策
  • 体格に見合った運動と体重の管理

気質

甘えん坊度3
子どもとの相性2
犬同士の相性1
ほかの動物との相性1
人なつこさ2
活発さ3
吠えやすさ2
しつけやすさ2
初めての飼い主向き1

暮らしの負荷

抜け毛の多さ5
太りやすさ3
暑さへの強さ2
寒さへの強さ5
サロン依存度2
デンタルケア優先度2
集合住宅への適性2
留守番への耐性3
運動量の目安3
運動のタイプ
毎日の散歩と、ほどほどの運動で足ります。走り回る量よりも、飼い主と一緒に落ち着いて過ごす時間を好む犬です
お手入れ
ブラッシングは週に数回。二層の毛で抜け毛が多く、春と秋の生えかわりの時期は毎日かけてください
トリミング
不要

解説

アメリカン・アキタ

沿革

もとは秋田地方の大型犬で、闘犬や番犬として使われていました。戦後にアメリカへ渡った出羽系の犬が、現地で独自に発展したのがこの犬種です。当時は日本の秋田犬と血統証書を互いに認め合う仕組みがなく、アメリカならではのタイプとして固まっていきました。1956年にアキタ・クラブ・オブ・アメリカが設立され、1972年にAKC(アメリカのケネルクラブ)へ正式登録。FCIでは日本の秋田犬(No.255)とは別の犬種、アメリカン・アキタ(No.344)として扱われています(JKC沿革より要約)。

一般外貌

JKC標準では「がっしりとした骨太の体躯で、均整がとれ重厚味があり、骨に重量感がある大型犬」とされています。広い頭、深い鼻先、小さめの目、ぴんと立った三角の耳。ここが見分けどころです。日本の秋田犬より骨が太く重量感があり、黒いマスクやピント(ぶち模様)など、日本系では失格になる毛色も認められています。毛はかたい直毛の上毛と、その下の密な下毛の二層(ダブルコート)。長毛は標準では失格です。

性格と暮らし

JKC標準の性格記述:「優しく人なつこい。機敏で反応がよく威厳があり、従順かつ勇敢である」(出典: JKCアメリカン・アキタページ 2026-07-14確認)。

家族には忠実で愛情の深い犬です。いっぽうで警戒心と独立心が強く、見知らぬ人や他の犬には堂々と構える番犬気質。とくに同性の犬や他の犬とけんかになりやすいことが知られていて、多頭飼いや小動物との同居は慎重に考えてください。

力が強く、放っておくと自分が上に立とうとすることもあります。子犬のうちからいろいろな人・犬・場所に慣らし(社会化)、家族全員がぶれない態度で接すること。初めて犬を飼う人向きの犬種ではありません。

ケアのポイント

抜け毛の多い犬です。ブラッシングは週に数回、毛が生えかわる時期は毎日かけて、下毛をすき取ってください。

厚い二層の毛で暑さに弱いので、夏は熱中症に気をつけて。散歩は朝晩の涼しい時間に回しましょう。

食事まわりで気を配るのは2つ。早食いをさせない・食後はしばらく静かに過ごす(胃がねじれるのを避けるため)と、体重を増やしすぎない(股関節の負担を減らすため)です。

アキタ系に多い目と皮膚の病気(ぶどう膜皮膚症候群・皮脂腺炎)は、気づいたら早めに眼科・皮膚科のある病院へ。その後の見通しが変わってきます。

他の犬とけんかになりやすい犬種でもあります。子犬のうちからいろいろな相手に慣らし、病院やサロンでもこわい思いをさせないよう、少しずつ場に慣らしていきましょう。

出典

1

  1. 01雄66-71cm/雌61-66cm
    出典サイト ↗

このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。