犬猫小町(準備中)
PLATE 263 · 8G
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はJKC公式の犬種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

鳥猟犬(レトリーバー等) / 大型

チェサピーク・ベイ・レトリーバー

Chesapeake Bay Retriever

FCINo.263グループ8G 鳥猟犬(レトリーバー等)原産アメリカ合衆国更新2026.07.14

撃ち落とした鳥を回収したり、水に入って手伝ってきた犬のグループです

体高 / JKC標準

53–66cm

020406080cm
体重
25–36kg
雄約29-36 / 雌約25-32(AKC標準の 雄65-80lb・雌55-70lb をkgに直した一般値・JKC標準に体重の決まりはありません)
寿命の目安
10–13
個体差があります
運動量
60–120分/日
1日が目安
被毛
短い毛の二層構造
表面はごわついたウェーブ毛で、その下に羊毛のような下毛がびっしり。油分を含んでいて水をはじきます

公認毛色 ブラウン・セッジ・デッドグラス(枯草色)の単色(胸・腹・指趾の小白斑は許容)

この犬種の食事の要点

よく動く大型の作業犬なので、必要なカロリーは多めです。ただ家庭で暮らすと運動量が減り、そのまま同じ量を与えると太ります。

運動量に合わせて調整してください。胸が深い体型なので、一度にどっさり与えるのと、食べた直後の運動は避けましょう。胃がねじれると命に関わります

  • 運動が減ったときの太りすぎ
  • 胃がねじれる(胸が深い大型犬・早食いに注意)
  • 子犬のうちの関節への負担
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

すぐに動物病院へ
胃拡張・胃捻転(GDV)
気づきのサイン胸が深い大型犬に起こる、命に関わる緊急トラブル。おなかが張る、吐こうとしても何も出ない、そわそわして落ち着かない。この3つがそろったらすぐ病院へ
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股関節形成不全
気づきのサイン後ろ足のつけ根の関節がうまくかみ合わない病気で、大型犬にはとても多く見られます。成長期の歩き方のぎこちなさ、おすわりで足を横に投げ出す、立ち上がるのをいやがる——このあたりが最初のサイン。アメリカの犬種クラブは繁殖前の検査をすすめています
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肘関節形成不全
気づきのサイン前足のひじの関節がうまく育たない病気。若いうちから前足をかばって歩き、運動のあとに痛がります。こちらも繁殖前の検査がすすめられています
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変性性脊髄症
気づきのサイン背骨の神経がゆっくり弱っていく病気で、この犬種に多いとされます。中年以降、後ろ足から力が抜けてふらつきはじめます。痛みがないのが特徴。SOD1の遺伝子検査でリスクを調べられます(一般値)
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フォン・ヴィレブランド病
気づきのサイン血が止まりにくくなる遺伝性の病気。歯を抜いたり去勢手術をしたりしたときの出血で気づくことがあります
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進行性網膜萎縮
気づきのサイン目の奥の網膜がだんだん働かなくなる遺伝性の病気。夜、見えにくそうにするところから進みます。prcd-PRAの遺伝子検査が受けられます(一般値)
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白内障
気づきのサインこの犬種で報告のある病気です。サインと受診の目安は疾患ページに書いています
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このサイトの疾患ページは未作成の代表疾患として、この犬種では運動誘発性虚脱(EIC)——激しく運動したあとに後ろ足の力が抜けてしまうもの——とてんかんが知られています。どちらも「多いとされる」という程度の話で、診断や繁殖の判断は獣医師の領域です。

遺伝子検査で調べられるものprcd-PRA(進行性網膜萎縮)の遺伝子検査(一般値)/DM(変性性脊髄症・SOD1)の遺伝子検査(一般値)/EIC(運動誘発性虚脱/激しい運動のあと後ろ足の力が抜ける)の遺伝子検査(一般値)/フォン・ヴィレブランド病(血が止まりにくい遺伝病)の遺伝子検査(一般値)。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください

性格とケア

JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この犬種の性格とケアの要点

水と仕事が大好きで、家族を守ろうとする力強い犬。あまり吠えない子が多く、散歩や遊びをよく楽しむ傾向があります。

暮らしの中では、こまめなブラッシング・毎日の運動の時間の確保・夏の暑さ対策に手をかける時間が長くなります。

難しさは中くらいで、毎日の運動量が多いことに見通しが立つかどうかが分かれ目になります。

  • こまめなブラッシング
  • 毎日の運動の時間の確保
  • 夏の暑さ対策

気質

甘えん坊度4
子どもとの相性4
犬同士の相性3
ほかの動物との相性3
人なつこさ2
活発さ4
吠えやすさ2
しつけやすさ3
初めての飼い主向き2

暮らしの負荷

抜け毛の多さ4
太りやすさ3
暑さへの強さ2
寒さへの強さ5
サロン依存度1
デンタルケア優先度2
集合住宅への適性2
留守番への耐性3
運動量の目安5
運動のタイプ
泳ぐ、投げた物を取ってくる、走る。冷たい水にも平気で飛び込むタフさがこの犬の持ち味です
お手入れ
ブラッシングは週1回ほど。毛の生えかわる時期は回数を増やしてください。毛に含まれる油分が水をはじくもとなので、洗いすぎて油を落としきらないように
トリミング
不要

解説

チェサピーク・ベイ・レトリーバー

沿革

1807年、ニューファンドランド島から来た船がチェサピーク湾で難破しました。助けてもらった礼として船長が贈った犬と、地元のハウンドとのあいだに生まれたのがこの犬種の始まりと伝わります。1885年ごろに今の体つきになり、1878年に1頭目がAKCに登録されました(JKC沿革より要約)。冷たい水に潜って撃ち落とした水鳥を回収する——その仕事のために育てられた、アメリカ生まれのレトリーバーです。日本ではめったに見かけません。

一般外貌

天気が荒れても働ける、がっしりしてつりあいのとれた大型犬です。いちばんの特徴は毛。短くてごわつくウェーブ毛の下に、羊毛のような下毛がびっしり詰まっていて、油分を含んでいるので水をはじきます(JKC標準)。毛色は茶色、セッジ(枯れ草に近い赤茶)、デッドグラス(枯草色)といった単色が好まれます。猟の現場で景色に紛れる色です。黄色みを帯びた目も、この犬種らしさのひとつとされます。

性格と暮らし

JKC標準の性格記述:「明るく、陽気な性格であり、理解力があり穏やかで、優れた感覚器官を持つ。愛情深く、保護本能がある。勇敢で、作業を好み、注意深く、嗅覚が鋭く、利口で、水を好む」(出典: JKCチェサピーク・ベイ・レトリーバーページ 2026-07-14確認)。

同じレトリーバーでも、ラブラドールやゴールデンとはずいぶん印象が違います。自分で考えて動き、家を守ろうとする気持ちが強く、知らない人には身構えます。おとなになるのも遅めで、3歳くらいまでは若さゆえの頑固さが出ます。

賢いけれど、言われた通りに動くだけの犬ではありません。ルールをぶらさず根気よく教えること、そして子犬のうちからいろいろな人・犬・場所に慣らしておくこと。水と仕事が大好きな、骨のある相棒です。

ケアのポイント

この犬の毛は、油分を含んでいるからこそ水をはじきます。シャンプーのしすぎで油を落としきらないでください。ブラッシングは週1回ほど、生えかわりの時期だけ増やせば足ります。サロンに通う必要はほとんどありません。

冷たい水も寒さも平気な犬ですが、暑さはからきしです。夏は熱中症に気をつけてください。

運動は量より中身。泳ぐ、投げた物を取ってくる。この犬が本気になれる遊びを用意しましょう。食事は一度にどっさり与えず、食べたあとはしばらく走らせない。胃がねじれるリスクを下げるための約束ごとです。

出典

4

  1. 01地上、水中ともに有能な回収犬(レトリーバー)である
    出典サイト ↗
  2. 02images.akc.org
    出典サイト ↗
  3. 03webmd.com
    出典サイト ↗
  4. 04amchessieclub.org
    出典サイト ↗

このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。