実物の写真はJKC公式の犬種紹介や画像検索もあわせてご覧ください。
愛玩犬 / 小型
チャイニーズ・クレステッド・ドッグ
Chinese Crested Dog
仕事よりも、人のそばにいることを役目にしてきた犬のグループです
体高 / JKC標準
23–33cm
- 体重
- 3.6–5.4kg 犬種標準に体重の決まりはありません。一般値でおよそ3.6-5.4kg(AKCの標準体重8-12ポンド)
- 寿命の目安
- 13–15年 個体差があります
- 運動量
- 20–40分/日
- 被毛
- 2タイプあります。ヘアレス (体はつるつるで毛がなく、頭の飾り毛・足先の靴下のような毛・しっぽの房毛だけが生えます)/ パウダーパフ(全身がやわらかいベールのような長い毛におおわれます)
公認毛色 いかなる色・カラーコンビネーションも可(JKC標準)
この犬種の食事の要点
口が小さいので粒の小さいフードを。ヘアレスのタイプは歯が生えそろわなかったり、かみ合わせがずれたりしやすい犬種です(本文で説明します)。食べにくそうなら粒の大きさやかたさを変えてあげてください
- 歯が足りない・かみ合わせがずれて食べにくい(とくにヘアレス)
- 小型犬や子犬に起こる低血糖
- 太りすぎ
かかりやすい病気と、気づくサイン
この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります
多く見られる傾向という意味で、すべての子に起こるわけではありません。 このサイトに疾患ページはまだありませんが、知っておいてほしいことを3つ: 生まれつきの難聴: 繁殖前の検査項目にも挙がっています。呼んでも反応が鈍いことで気づかれることがあります。 歯が足りない・かみ合わせがずれる(とくにヘアレス): 毛が生えない体質をつくる遺伝子は、歯のできかたにも影響します。ヘアレスでは歯の本数が足りなかったり、歯並びが乱れたりしやすいとされます。食べやすさと歯の手入れに関わってきます。 肌のトラブル(ヘアレス): むき出しの肌は日焼けし、にきびができ、黒ずみ、乾きます。保湿と日焼け対策が毎日のケアの中心です。
遺伝子検査で調べられるもの目の網膜が徐々に弱る病気の遺伝子検査(prcd-PRA・広く知られている範囲の情報)/目のレンズがずれる病気の遺伝子検査(PLL/ADAMTS17・広く知られている範囲の情報)。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください。
性格とケア
JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります
この犬種の性格とケアの要点
明るく人が大好きで、肌と体つきが繊細な小さい犬。家族にべったり甘えたがる子が多く、家族との時間を大切にする傾向があります。
暮らしの中では、歯みがきの習慣づけ・冬の寒さ対策・留守番を長くしすぎない工夫に手をかける時間が長くなります。
難しさは中くらいで、毎日のお世話を無理なく続けられるかどうかが分かれ目になります。
- 歯みがきの習慣づけ
- 冬の寒さ対策
- 留守番を長くしすぎない工夫
気質
暮らしの負荷
- 運動のタイプ
- 散歩と室内遊びが中心です。よく動きますが、必要な運動量はほどほど。長時間の運動は求めません
- お手入れ
- タイプによってまるで違います。ヘアレスはむき出しの肌の手入れが中心で、保湿・日焼け対策・にきびや黒ずみのケアをします。パウダーパフは毛玉を作らないための定期的なブラッシングを
- トリミング
- タイプによります(ヘアレスは体のうぶ毛の処理と肌の手入れが中心。パウダーパフは毛玉予防のブラッシングと部分的なカット)
解説
チャイニーズ・クレステッド・ドッグ
沿革
中国の漢の時代に家庭で飼われていたとされる愛玩犬です。体に毛のない「ヘアレス」と、全身がやわらかい長い毛におおわれた「パウダー・パフ」の2タイプがあります。この2つは同じ犬種で、同じ母犬から一緒に生まれることもあります。1885年から1926年にかけてはアメリカのショーに姿を見せていましたが、そのあと約50年間、ほとんど見かけなくなりました(JKC沿革より要約)。
一般外貌
JKC標準:「小さく、活動的で、優雅な犬である。骨量は中位から軽めで、ボディはスムースで被毛がなく、足、頭部、尾のみに被毛が生えているか、全身が柔らかいベールのような被毛で覆われている」(出典: JKCチャイニーズ・クレステッド・ドッグページ 2026-07-14確認)。ヘアレスのタイプは、頭のてっぺんの飾り毛、足先の靴下のような毛、しっぽの房毛だけが生えていて、体は肌がむき出しです。パウダーパフのタイプは、全身がベールのような長い毛におおわれます。毛色はどんな色でも、どんな組み合わせでも認められています。
性格と暮らし
JKC標準の性格記述:「明るく、決して攻撃的ではない」(出典: JKCチャイニーズ・クレステッド・ドッグページ 2026-07-14確認)。
人が大好きで、飼い主にべったり懐きます。必要な運動量はほどほどなので、集合住宅でも暮らせます。ただし、初対面の相手には少し控えめな子もいます。
ヘアレスのタイプは肌がむき出しですし、骨も細く華奢です。抱き上げるときも遊ぶときも、そっとていねいに扱ってあげてください。
ケアのポイント
まず、どちらのタイプかで手入れがまったく変わります。
ヘアレスは肌のケアがすべて。保湿し、毛のない部分は日焼けから守り、にきびや黒ずみを手入れします。寒さにも弱いので、冬は服を着せてください。パウダーパフは、長い毛が毛玉にならないようブラッシングを。
どちらのタイプでも、歯のケアはいちばん優先してください。体の小さい犬は歯のトラブルが起きやすいからです。骨が細いので、高いところからの落下や飛び降りも避けましょう。骨折につながります。
このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。