実物の写真はJKC公式の犬種紹介や画像検索もあわせてご覧ください。
ポインター・セター / 大型
イングリッシュ・セター
English Setter
鳥を見つけ、その場所を静かに人に知らせてきた犬のグループです
体高 / JKC標準
61–68cm
- 体重
- 20–36kg 雄約25-36 / 雌約20-32(一般値・JKC標準に体重の決まりなし)
- 寿命の目安
- 11–12年 個体差があります
- 運動量
- 60–90分/日
- 被毛
- 長めで、まっすぐ寝た絹のような毛 耳・胸・足の後ろ・しっぽに、長く垂れる飾り毛がつきます(FCI標準)
公認毛色 ブラック&ホワイト(ブルー・ベルトン)・オレンジ&ホワイト(オレンジ・ベルトン)・レモン&ホワイト(レモン・ベルトン)・レバー&ホワイト(レバー・ベルトン)・トライカラー
この犬種の食事の要点
よく動く犬なので、その日の運動量に合わせて量を決めてください。胸が深い体型なので、1日分は分けて与え、運動の直後にどっさり食べさせないこと。
胃がねじれると命に関わります。皮膚が弱い子は、食べ物の内容も獣医師と相談しましょう
- まとめ食い・食後の運動→胃がねじれる
- 運動量とごはんの量が合わず太る・やせる
- 皮膚が弱い子は食べ物の内容にも配慮
かかりやすい病気と、気づくサイン
この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります
胃拡張・胃捻転(GDV)
*印は、KBに項目はないけれどこの犬種でよく語られる病気です。子犬を迎えるときは、股関節・甲状腺・聴力(BAER)・目の検査をしているかをブリーダーに聞いてみてください。
遺伝子検査で調べられるもの神経セロイドリポフスチン症(NCL・神経の病気)の遺伝子検査(一般値)。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください。
性格とケア
JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります
この犬種の性格とケアの要点
人にやさしくて活発、走ることと探すことが好きな犬。家族にも来客にも人なつこい子が多く、あまり吠えない傾向があります。
暮らしの中では、毎日の運動の時間の確保・留守番を長くしすぎない工夫・体格に見合った運動と体重の管理に手をかける時間が長くなります。
難しさは中くらいで、毎日の運動量が多いことに見通しが立つかどうかが分かれ目になります。
- 毎日の運動の時間の確保
- 留守番を長くしすぎない工夫
- 体格に見合った運動と体重の管理
気質
暮らしの負荷
- 運動のタイプ
- 走ること、においをたどってさがすこと。鳥猟犬ゆずりのスタミナがあり、長く動き続けられます
- お手入れ
- 飾り毛がからまりやすいので、ブラッシングは週2〜3回。耳が垂れているので、耳の中ものぞいてください。飾り毛と足まわりは汚れがつきやすい場所です
- トリミング
- 必要(飾り毛と足まわりを整えるカット。4〜8週に1回が目安)
解説
イングリッシュ・セター
沿革
セターの仲間のなかでも、とくに人気の高い鳥猟犬です。祖先はセッティング・スパニエルとされ、歴史は15世紀までさかのぼります。鉄砲を使う狩りが広まるとともに発展し、19世紀のはじめには愛好家が増えました。1877年ごろ、エドワード・ラベラックの手で犬種としての完成度が高まります。1859年に開かれた世界初のドッグショーに出た記録も残っています。日本には明治のはじめに入ってきて、長く親しまれてきました(JKC沿革より要約。2026-07-14確認)。
一般外貌
体つきのバランスがよく、上品な雰囲気のある大型の鳥猟犬。毛は長めで、まっすぐ寝た絹のような手ざわりです。耳・胸・足の後ろ・しっぽには、長い飾り毛がふさふさとつきます(FCI標準)。耳は垂れ耳。毛色は、白地に細かい点が散った「ベルトン」という模様が特徴で、ブルー・ベルトン(黒と白)、オレンジ・ベルトン、レモン・ベルトン、レバー・ベルトン、そして三色(トライカラー)が公認されています。JKC標準は「全体的にフレックト(ベルトン)であるのが好ましい」として、体に大きな斑が出ないほうがよいとしています。
性格と暮らし
JKC標準の性格記述:「鋭敏な感覚をもち、狩猟欲が強く、たいへん活動的である。たいへん友好的で、性格が良い」(出典: JKCイングリッシュ・セターページ 2026-07-14確認)。 穏やかで人が大好き。「犬の紳士」と呼ばれることもある、愛情の深い犬です。家族にべったりくっつきます。
いっぽうで、鳥猟犬ゆずりの「走りたい」「においをたどりたい」という気持ちが強く、運動と探索の時間がたっぷり要ります。足りないと、退屈から困った行動が出てきます。
いったん狩りのスイッチが入ると、自分で判断して動きます。しつけは、人好きな性格を生かしながら根気よく。長い留守番は苦手な子が多いです。
ケアのポイント
ふさふさした飾り毛はからまりやすいので、ブラッシングは週2〜3回。4〜8週ごとに整えるカットも入れてください。
垂れ耳の中と皮膚の状態は、毎日見る習慣を。アレルギー体質の子が多い犬種です。
ベルトンの毛色の子では、耳が聞こえにくいことがあります。声だけに頼らず、手の合図や体にふれる合図もあわせて使うと、お互いにラクになります。
胸が深いので、食べたあとすぐの激しい運動は避けましょう。胃がねじれるリスクを下げられます。運動そのものは多めに。走らせて、においをさがさせてあげてください。
出典
1件
- 01鋭敏な感覚をもち、狩猟欲が強く、たいへん活動的である。たいへん友好的で、性格が良い
出典サイト ↗
このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。