実物の写真はJKC公式の犬種紹介や画像検索もあわせてご覧ください。
テリア / 超小型〜小型
オーストラリアン・シルキー・テリア
Australian Silky Terrier
穴にもぐる小さな獣を追う狩りで活躍してきた犬のグループです
体高 / JKC標準
23–26cm
- 体重
- 4–5kg 約4-5(一般値。犬種標準には「体高とバランスがとれている」としか書かれていません)
- 寿命の目安
- 13–15年 個体差があります
- 運動量
- 30–45分/日
- 被毛
- 一枚だけの長い毛 (シングルコート)。背中で左右に分かれて垂れる、まっすぐで細い絹のような毛です
公認毛色 ブルー&タン・グレー・ブルー&タン
この犬種の食事の要点
体が小さく1回に食べる量が少ないので、少しの量でしっかり栄養がとれるフードが合います。この犬種で気にしたいのは歯ぐきの状態と血糖です。
早食いよりも、好き嫌い・太りすぎ・歯石のほうが問題になります。歯にやさしい形と大きさの粒を選んでください
- 歯ぐきのトラブル(口が小さく歯石がたまりやすい)
- 糖尿病(多い犬種・体重と血糖の管理)
- 太りすぎ
かかりやすい病気と、気づくサイン
この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります
性格とケア
JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります
この犬種の性格とケアの要点
小さくても気が強く、好奇心と警戒心をあわせ持つ犬。気づいたことを声で知らせようとする子が多く、散歩や遊びをよく楽しむ傾向があります。
暮らしの中では、サロンでの定期的なカット・歯みがきの習慣づけに手をかける時間が長くなります。
難しさは中くらいで、毎日の運動量が多いこととよく声を出すことに見通しが立つかどうかが分かれ目になります。
- サロンでの定期的なカット
- 歯みがきの習慣づけ
気質
暮らしの負荷
- 運動のタイプ
- 散歩、遊び、においをかがせる時間。テリアらしい好奇心と元気を満たしてあげてください
- お手入れ
- 絹のような長い毛は毛玉になりやすく、ブラッシングはほぼ毎日必要です。毛が一枚だけのシングルコートなので抜け毛は少なめ。毛を清潔に保ち、つやを守るのがケアの中心になります
- トリミング
- 部分的に必要(足の裏・おしり周り・毛の長さの調整。サロンでの定期的な手入れをおすすめします)
解説
オーストラリアン・シルキー・テリア
沿革
19世紀の終わりごろ、オーストラリアで生まれた小さなテリアです。ヨークシャー・テリアなどをかけあわせてできたオーストラリアン・テリアから作られました。「シドニー・シルキー」と呼ばれた時期もあり、1907年にショーへ登場、その2年後に犬種の基準が決まっています。しばらくは母国とインドでしか飼われていませんでしたが、1959年にアメリカへ渡ってから世界中に広がりました(JKC沿革より要約)。アメリカでは「シルキー・テリア(Silky Terrier)」の名で、小型犬のグループに入っています。
一般外貌
JKC標準では「引き締まり、適度に地低く、中位の長さで洗練された構成」とされ、テリアらしく「鋭敏で敏捷で、活発で健全」。いちばんの特徴は「左右に分かれた真っ直ぐな絹糸状(シルキー)の被毛」です。背中の中央で毛が分かれ、体の両側に垂れます。公認されている毛色はブルー&タン、またはグレー・ブルー&タン。ヨークシャー・テリアよりひとまわり大きく、脚が短めで地面に近い体型です。
性格と暮らし
JKCの犬種ページには、性格についての記述がありません(2026-07-14確認)。アメリカのAKCは「コンパクトで艶やかな被毛を持つが、それでいて活発で気概にあふれた真のテリア(true terrier of energetic high spirits)」と評しています。
見た目は愛玩犬でも、中身はネズミを追っていたテリアです。好奇心が強く、知らない気配にはよく吠えます。番犬のような一面も持っています。
体は小さくても、運動と退屈しのぎは必要です。ひまを持てあますと、吠えたり掘ったりが始まります。
ケアのポイント
絹のような毛は毛玉になりやすいので、ブラッシングはほぼ毎日。それでも家庭だけでは追いつかないので、サロンにも定期的に通うことになります。
歯みがきは、この犬種でいちばん手を抜けないケアです。毎日みがいて、食べにくそうなら粒の形も見直してください。
気管がつぶれやすい体質があります。首輪はやめてハーネスに。
糖尿や太りすぎを遠ざけるには、体重と食事の量をきちんと決めることです。骨も細いので、抱っこからの落下と段差の飛び降りにも気をつけてあげてください。
このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。