犬猫小町(準備中)
PLATE 144 · 2G
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はJKC公式の犬種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

使役犬 / 大型

ボクサー

Boxer

FCINo.144グループ2G 使役犬原産ドイツ更新2026.07.14短頭種

番犬・警備・救助などで人と働いてきた犬のグループです

体高 / JKC標準

53–63cm

020406080cm
体重
25–30kg
雄約30以上(体高約60cm時) / 雌約25(体高約56cm時)(JKC標準)
寿命の目安
10–12
個体差があります
運動量
120分/日
以上/日目安
被毛
短毛
(なめらかで体にぴったり張りついた、一層だけの毛)

公認毛色 フォーン・ブリンドル

この犬種の食事の要点

よく動く犬なので、運動量に合わせてカロリーを決めてください。胸が深い体型なので、早食いと食後すぐの運動は避けましょう。

胃がねじれると命に関わります。鼻先が短いぶん、がっついて空気まで飲みこみやすいのも同じ理由で気をつけたい点です。がんが多い犬種で、食事の中身に関心を持つ飼い主が多いのもこの犬種の特徴

  • 胸が深く、胃がねじれるトラブルが起きやすい
  • 鼻先が短く、早食いで空気も飲みこみやすい
  • 運動量に合わないカロリー設定
  • おとなになってからの体重オーバー
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

すぐに動物病院へ
胃拡張捻転(GDV)
気づきのサイン胃が大きくふくらんでねじれる、命に関わる緊急のトラブル。胸の深い犬に起こりやすい病気です。おなかが張る、吐きたそうなのに何も出ない。このときは一刻を争います
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肥満細胞腫
気づきのサイン皮膚などにできる悪性のはれもの。ボクサーはほかの犬種の8〜12倍多いとされます(比較的おとなしいタイプが多め)。皮膚にしこりがある、その大きさが日によって変わる。見つけたら動物病院へ
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リンパ腫
気づきのサイン血液の細胞にできるがん。あご下やわきの下のリンパ節が、左右そろってぐりぐり腫れてきます。食欲と元気が落ちるのも手がかりになります
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血管肉腫
気づきのサイン脾臓(ひぞう)や心臓などにできる悪性のはれもの。おなかの中で出血して、急にぐったりする、歯ぐきが白いといった形で気づくことがあります
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角膜潰瘍(ボクサー潰瘍)
気づきのサイン目の表面にできた傷が治りにくく、くり返すタイプ。この犬種はほかの犬種の約13倍多いとされます。目をしょぼしょぼさせる、涙が多い、白目が赤い——動物病院では専用の染色液(フルオレセイン)で確かめます
変性性脊髄症(DM)
気づきのサイン中高齢になってから、後ろ足がふらつき、だんだん動かなくなっていく病気。痛みは出ません。SOD1という遺伝子の検査があります
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甲状腺機能低下症
気づきのサインのどにある甲状腺のはたらきが弱くなる病気。元気がなくなる、左右対称に毛が薄くなる、体重が増える、寒がる。ゆっくり進みます
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短頭種気道症候群(BOAS)
気づきのサイン鼻先が短く、息の通り道が狭いために起きる呼吸のトラブル。興奮したときや暑いときにいびきのような呼吸になり、息が苦しくなります。熱中症にも直結するので、運動の強さと暑さの管理を
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角膜潰瘍(難治性・ボクサー潰瘍)
気づきのサインこの犬種で報告のある病気です。サインと受診の目安は疾患ページに書いています
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股関節形成不全
気づきのサインこの犬種で報告のある病気です。サインと受診の目安は疾患ページに書いています
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麻酔・鎮静の注意
獣医師と共有したいこと鼻が短く麻酔から覚めるときの呼吸の管理に注意が要るうえ、この犬種に多い心臓の不整脈や、アセプロマジンという鎮静薬で脈が遅くなって失神することも知られています。麻酔の予定があるときは犬種名を伝えてください。

このほか、ボクサー心筋症(ARVC・不整脈原性右室心筋症。突然死や失神の原因になることがあります)、大動脈弁下狭窄(SAS)、脳の腫瘍(グリオーマ)、歯ぐきが盛り上がる歯肉増殖などが、この犬種でよく語られます(どちらもこのサイトの疾患ページは未作成)。ARVCについては、海外では年1回のホルター心電図などで調べることがすすめられています。

遺伝子検査で調べられるもの変性性脊髄症(DM/SOD1)の遺伝子検査(一般値)/ボクサー心筋症(ARVC・striatin変異)の遺伝子検査(一般値)。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください

性格とケア

JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この犬種の性格とケアの要点

大人になっても遊び好きで、人が大好きな元気いっぱいの犬。家族にべったり甘えたがる子が多く、教えたことをよく覚える傾向があります。

暮らしの中では、毎日たっぷり体を動かす時間・夏の暑さ対策・冬の寒さ対策に手をかける時間が長くなります。

難しさは中くらいで、毎日の運動量が多いことに見通しが立つかどうかが分かれ目になります。

  • 毎日たっぷり体を動かす時間
  • 夏の暑さ対策
  • 冬の寒さ対策

気質

甘えん坊度5
子どもとの相性4
犬同士の相性3
ほかの動物との相性3
人なつこさ3
活発さ5
吠えやすさ3
しつけやすさ4
初めての飼い主向き3

暮らしの負荷

抜け毛の多さ3
太りやすさ3
暑さへの強さ2
寒さへの強さ2
サロン依存度1
デンタルケア優先度3
集合住宅への適性2
留守番への耐性2
運動量の目安5
運動のタイプ
走る、跳ぶ、じゃれて遊ぶ。とにかく活発です。しつけの練習やクイズのように頭を使う遊びも喜びます
お手入れ
カットは不要。短毛ですが一年を通してまんべんなく抜けるので、ラバーブラシを週1〜2回かけてください。そのついでに顔のしわの間、目、垂れた耳の中をのぞく習慣をつけましょう
トリミング
不要

解説

ボクサー

沿革

ドイツで生まれた犬種で、直接の祖先はブラバント地方の「ブレンバイサー(Brabant Bullenbeisser)」だとされています。おもに猟師が飼っていた犬で、猟犬が追いつめた獲物を、猟師がしとめるまで押さえておく仕事をしていました。この仕事に向いた犬を選んで繁殖していくうちに、幅の広い鼻先と、上を向いた鼻を持つ犬ができあがります(JKC沿革より要約)。

一般外貌

JKCの表記では中型。なめらかな短毛で、横から見ると正方形に近い、引き締まった体つきをしています。骨は丈夫で、筋肉はかたく発達し、歩き方は快活で力強い(JKC標準)。頭は短くて幅広く、下あごがやや前に出ていて(アンダーショット)、鼻は上を向いています。

公認されている毛色はフォーンとブリンドルの2つ。どちらも口のまわりが黒く(ブラック・マスク)、白い斑が入ることもあります。日本では耳もしっぽも切らない自然な姿が一般的です(耳やしっぽを切ることの是非は意見が分かれるところです)。

性格と暮らし

JKC標準の性格記述:「勇敢で、自信に満ち、穏やかで、安定している」。加えて「要求が少なく、きれい好きで、ガード・ドッグ、コンパニオン及びワーキング・ドッグであるのと同じ位、愉快で、愛される家族の一員である」(出典: JKCボクサーページ 2026-07-14確認)。 飼い主にまっすぐ尽くす犬で、しつけも入りやすいとされます。おとなになっても遊びたい気持ちが消えず、とにかく活発。ロイヤルカナンは1日2時間以上の運動をすすめています。

子どもと仲よくできる家庭犬として知られていますが、興奮したときに跳ねる力がかなり強い犬です。小さな子と一緒に過ごすときは、大人がそばで見ていてください。人が大好きなぶん、長い留守番は苦手な子が多めです。

ケアのポイント

まずは運動です。1日120分以上動かし、それに加えて頭を使う遊びやしつけの練習で、有り余る力を出しきらせてください。

鼻先が短いので、暑さと興奮に弱い犬です。夏場と運動中の熱中症対策は、命に関わります。

毛は短く、サロンに通う必要はほとんどありません。ただし目のトラブルが多い犬種です。目をしょぼつかせていたら早めに受診を。顔のしわの間と垂れ耳の中も、毎日のチェックに入れておきましょう。

胸が深いので、胃がねじれたときのサインは飼い主が覚えておいてください。おなかが張る、吐きたそうなのに何も出ない。この2つです。

出典

4

  1. 01コンパニオン、ガード・ドッグ及びワーキング・ドッグ
    出典サイト ↗
  2. 02遊び好きでフレンドリー
    出典サイト ↗
  3. 03bioguardlabs.com
    出典サイト ↗
  4. 042時間運動

このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。