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使役犬 / 大型〜超大型
ロットワイラー
Rottweiler
番犬・警備・救助などで人と働いてきた犬のグループです
体高 / JKC標準
56–68cm
- 体重
- 42–50kg 雄約50 / 雌約42(一般値・スタンダードに明確な体重規定なし)
- 寿命の目安
- 8–11年 個体差があります
- 運動量
- 60–90分/日
- 被毛
- 短毛のダブルコート (かたい上毛と、その下の密な下毛の二層。上毛は中くらいの長さ)
公認毛色 ブラック(頬・マズル・喉・胸・脚・目の上・尾の付け根下に鮮明なタン・マーキング)
この犬種の食事の要点
大きくなりきるまでに時間のかかる犬種です。子犬のうちは大型犬用の子犬フードを選んでください。
体重が急に増えたりカルシウムを摂りすぎたりすると、育ちきっていない関節に負担がかかります。おとなになってからは太りやすいので、体重は一生つきあうテーマだと思っておきましょう。
胸が深い体型なので、早食いと食後すぐの運動は避けましょう。胃がねじれると命に関わります
- 子犬期の食べすぎ→関節のトラブル
- おとなになってからの太りすぎ
- 早食い・食後の運動→胃がねじれる
- 体重オーバーで関節に負担
かかりやすい病気と、気づくサイン
この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります
胃拡張・胃捻転(GDV)
遺伝子検査で調べられるもの若年性喉頭麻痺・多発神経障害(JLPP)遺伝子検査(一般値)/変性性脊髄症(DM/SOD1)遺伝子検査(一般値)。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください。
性格とケア
JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります
この犬種の性格とケアの要点
気立てがよく落ち着いた、家族を守る力の強い犬。あまり吠えない子が多く、教えたことをよく覚える傾向があります。
暮らしの中では、食事の量と体型のこまめな確認・毎日の運動の時間の確保・夏の暑さ対策に手をかける時間が長くなります。
毎日の運動量が多いことと超大型犬ならではの力の強さから、初めて犬を迎える人には難易度が高めとされる犬種です。しつけ教室やトレーナーなど、相談できる相手を先に決めておくと進めやすくなります。
- 食事の量と体型のこまめな確認
- 毎日の運動の時間の確保
- 夏の暑さ対策
気質
暮らしの負荷
- 運動のタイプ
- 散歩だけでは物足りない犬です。物を引く・運ぶといった力仕事や、コマンドの練習、においさがし。体と頭の両方を使う遊びを喜びます。ただし体ができあがる前の子犬〜若いうちは、はげしい運動はほどほどに。関節に負担がかかります
- お手入れ
- カットは不要。短毛ですが下毛のある二層構造なので、春と秋の生えかわりの時期は抜け毛がどっと増えます。ふだんのブラッシングは週1〜2回で足ります
- トリミング
- 不要
解説
ロットワイラー
沿革
JKC沿革によれば起源はローマ時代までさかのぼり、家畜の番犬・追い立て犬としてローマ軍とともにアルプスを越え、人と家畜を護衛した最古級の犬種の一つ。ドイツのロットワイル地方で土地固有の犬と交配して確立し、20世紀初頭に警察犬として試験され1910年に正式承認された。かつては牛を追ったり荷車を引いたりする仕事もしており、いまは警察犬・警備犬・家庭犬として世界中で親しまれています。
一般外貌
JKC標準:「大型犬と中型犬の中間に位置し、頑強で、重々しかったり、軽々しくはみえず、ひょろ長く又やせたようにも見えない。完全に釣り合いがとれており、コンパクトで、力強い体格は優れた力と俊敏性及び耐久性を備えている」。毛は二層(ダブルコート)で、上は中くらいの長さのかたい毛、その下に密な毛が生えています。公認されている毛色は黒のみで、頬・鼻先・のど・胸・脚・目の上・しっぽの付け根の下に、はっきりした茶色(タン)の模様が入ります。
性格と暮らし
JKC標準の性格記述:「気立てがよく、基本的な性格は落ち着いており、子供好きで、非常に忠誠心があり、従順で、素直で熱心に作業をする。外観は気取らず、素朴で、振る舞いは自信に満ち、しっかりし、恐れを知らない」(出典: JKCロットワイラーページ 2026-07-14確認)。落ち着きと自信があり、家族には穏やかに接する、家を守るタイプの犬。ただ、その体には人の力では止めきれない強さがあります。
だからこそ、子犬のうちからいろいろな人・犬・場所に慣らしておいてください(社会化)。しつけの基準も、家族のなかでぶらさないこと。ロイヤルカナンも「いくらか経験があるオーナーが必要」としています。初めての1頭というより、犬とのつきあいをひととおり知っている人に向いた犬種です。
ケアのポイント
この犬種でいちばん気を配りたいのは体重です。子犬のころに増やしすぎれば関節を痛めますし、おとなになってからの肥満も関節と寿命に響きます。大型犬用のフードで、量を決めて与えてください。
胸が深い体型なので、早食いをさせない、食後はしばらく静かに過ごす。この2つで胃がねじれるリスクを下げられます。
骨のがんが多い犬種でもあります。足を引きずる、体の表面にしこりがある。そんなときは早めに動物病院へ。
このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。