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テリア / 超小型
トイ・マンチェスター・テリア
Toy Manchester Terrier
穴にもぐる小さな獣を追う狩りで活躍してきた犬のグループです
体高 / JKC標準
25–30cm
- 体重
- 2.7–3.6kg 2.7-3.6(JKC標準)
- 寿命の目安
- 14–16年 個体差があります
- 運動量
- 30–60分/日 遊び
- 被毛
- 下毛のない一層の短毛 (シングルコート)。密でつやのある、なめらかな毛です
公認毛色 ブラック・アンド・タン(黒と濃いチェスナット系のタン)
この犬種の食事の要点
体が小さいぶん必要なカロリーはごくわずかで、少し多めに与えただけで太ります。子犬のうちは血糖値が下がりやすいので、食事の間隔をあけすぎないでください。歯周病になりやすい犬種なので、歯のことも考えてフードを選びましょう
- 子犬のうちは血糖値が下がりやすい
- 歯周病
- 太りすぎ
- 与える量が多くなりがち
かかりやすい病気と、気づくサイン
この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります
このほか、生後2週〜6か月ごろに出る若年性拡張型心筋症(JDCM)という心臓の病気が知られています。何の症状もないまま急に亡くなることがあるため、遺伝子検査が用意されています(このサイトの疾患ページは未作成)。生まれつき耳が聞こえにくい子の報告もあります(このサイトの疾患ページは未作成)。
遺伝子検査で調べられるものフォン・ヴィレブランド病(vWD・血が止まりにくくなる病気)の遺伝子検査(広く知られている範囲の情報)/若年性拡張型心筋症(JDCM・若いうちに出る心臓の病気)の遺伝子検査(広く知られている範囲の情報)/進行性網膜萎縮(XL-PRA・目の病気)の遺伝子検査(広く知られている範囲の情報)※いずれも検査機関で受けられます。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください。
性格とケア
JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります
この犬種の性格とケアの要点
用心深いが神経質すぎない、機敏でよく懐く小さな犬。散歩や遊びをよく楽しむ子が多く、教えたことをよく覚える傾向があります。
暮らしの中では、歯みがきの習慣づけ・毎日の運動の時間の確保・冬の寒さ対策に手をかける時間が長くなります。
難しさは中くらいで、毎日の運動量が多いことに見通しが立つかどうかが分かれ目になります。
- 歯みがきの習慣づけ
- 毎日の運動の時間の確保
- 冬の寒さ対策
気質
暮らしの負荷
- 運動のタイプ
- 走る、追いかける、遊ぶ。体は小さいのにスタミナがあります。しっかり体を動かす運動と、頭を使う遊びの両方を喜びます
- お手入れ
- 短くてなめらかな毛なので、手入れはラクです。ブラッシングは週1回で足ります。カットは要りません
- トリミング
- 不要
解説
トイ・マンチェスター・テリア
沿革
19世紀の半ば、イギリスでネズミ捕り用に小さく改良されたマンチェスター・テリアが元になっています。小さくするために、体の小さい犬同士をかけあわせ、食事も制限しました。その結果、当初は体の弱いタイプになってしまいます。それでも19世紀の終わりまでは、愛玩犬として人気がありました。20世紀に入ると体重の上限がゆるめられ、丈夫なタイプへ改良されていきます。日本とアメリカでは「トイ・マンチェスター・テリア」、イギリスでは「イングリッシュ・トイ・テリア」と呼ばれます(JKC沿革より要約)。
一般外貌
JKC標準の外貌記述:「十分なバランスがとれ、優雅で、引き締まり、滑らかですっきりとした体格である」(出典: JKCトイ・マンチェスター・テリアページ 2026-07-14確認)。密でつやのある、なめらかな短毛。引き締まった上品な体つきが持ち味です。公認されている毛色はブラック・アンド・タン(黒と、濃い栗色のような茶)。黒と茶の境目がくっきり分かれていることが求められます。体高25〜30cm、体重2.7〜3.6kgの超小型犬です。
性格と暮らし
JKC標準の性格記述:「テリア・キャラクターを有する小型犬である。用心深く、歴史的にネズミ獲り競技で、よい成績を残していたことが思い起こされる。過度に神経質であることはない」(出典: JKCトイ・マンチェスター・テリアページ 2026-07-14確認)。 体はとても小さいのに、テリアらしい機敏さとスタミナ、そして賢さを持っています。飼い主にはよく懐きます。
用心深く、番犬のように警戒することもありますが、AKCも「吠えすぎる犬種」とはしていません。追いかける本能は強いので、小動物といっしょに暮らすときは気をつけてください。
しつけは入りやすい犬です。ただし骨がとても細いので、子どもと遊ばせるときは必ず大人が見ていること。落として骨折させないためです。
ケアのポイント
毛の手入れはラクな犬種です。気を配りたいのは、体の小ささから来る事故と、歯の2つ。
骨がとても細いので、抱っこから落ちる、ソファから飛び降りる。それだけで骨折したり、ひざの骨が外れたりします。抱き方に気をつけて、段差にはスロープやクッションを置いてください。
超小型犬は歯周病になりやすいので、歯みがきは毎日の習慣に。
毛が薄く一層しかないため、寒さに弱い犬です。冬は服を着せましょう。
手術や抜歯の前には、血が止まりにくい体質(vWD)のことを動物病院に伝えておいてください。
このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。