犬猫小町(準備中)
PLATE 157 · 2G
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はJKC公式の犬種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

使役犬 / 超大型

ブルマスティフ

Bullmastiff

FCINo.157グループ2G 使役犬原産イギリス更新2026.07.14短頭種

番犬・警備・救助などで人と働いてきた犬のグループです

体高 / JKC標準

61–68.5cm

020406080cm
体重
41–59kg
雄50-59 / 雌41-50(JKC標準)
寿命の目安
7–9
個体差があります
運動量
30–60分/日
被毛
短くて密な毛
(かたく短い、天候に強い毛。マスティフ系に共通するなめらかな毛質)

公認毛色 ブリンドル・フォーン・レッド

この犬種の食事の要点

胸が深く体も非常に大きいので、胃がねじれるのを防ぐのが第一です。早食いをさせない、食べた直後に運動させない。

この2つを守ってください。ぐんぐん育つ子犬の時期に食べさせすぎると、育ちきっていない関節に負担がかかります。

おとなになってからは体重の管理を。尿に石ができやすい体質(シスチン尿症)が知られているので、そこも頭に入れておきましょう(広く知られている範囲の情報)

  • 胃がふくらんでねじれる(胸が深く体が大きいため)
  • 子犬期の食べさせすぎ→関節への負担
  • おとなになってからの体重オーバー
  • 尿に石ができやすい体質(シスチン尿症・広く知られている範囲の情報)
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

すぐに動物病院へ
胃拡張捻転(GDV)
気づきのサイン胃がふくらんでねじれる、命に関わる緊急のトラブル。胸が深く体の大きいこの犬種は要注意です。おなかがぱんぱんに張る、吐きたそうなのに何も出ない、落ち着かず苦しそう。一刻を争います。迷わず救急へ
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股関節形成不全
気づきのサイン後ろ足のつけ根の関節がうまくかみ合わない病気で、体の大きな犬にはとても多く見られます。育ちざかりの歩き方のぎこちなさ、おすわりで足を横に投げ出す、立ち上がるのをいやがる——このあたりが最初のサインです
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肘関節形成不全
気づきのサイン前足のひじの関節がうまく育たない病気。若いうちから前足を引きずったり、運動のあとに痛がったりします
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リンパ腫
気づきのサイン血液の細胞にできるがんです。あご下やひざの裏のリンパ節が、左右そろってぐりぐりと腫れてきます。食欲が落ちる、元気がなくなるのも手がかり
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肥満細胞腫
気づきのサイン皮膚にできるしこり。日によって大きさが変わったり、さわると赤く腫れたりすることがあります。名前に「肥満」とありますが、太っていることとは関係ありません
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甲状腺機能低下症
気づきのサインのどにある甲状腺のはたらきが弱くなる病気。中年以降に、元気がない・左右対称に毛が薄くなる・体重が増える・寒がるといった変化が出てきます
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前十字靭帯断裂
気づきのサインこの犬種で報告のある病気です。サインと受診の目安は疾患ページに書いています
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血管肉腫
気づきのサインこの犬種で報告のある病気です。サインと受診の目安は疾患ページに書いています
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麻酔・鎮静の注意
獣医師と共有したいこと鼻先が短い系統で、麻酔から覚めるときに空気の通り道がふさがりやすく、体温の管理にも注意が要ります。麻酔の予定があるときは犬種名を伝えてください。

このほか、生まれつき心臓の出口が狭い病気(大動脈弁下狭窄・SAS)、まぶたが内側や外側にめくれる病気、尿に石ができやすい体質(シスチン尿症)、体の大きな犬に見られる心臓の筋肉が薄くのびる病気(拡張型心筋症・DCM)などが、この犬種で話題にのぼります(いずれも知識ベースには未収載。「傾向がある」という段階の話です)。

性格とケア

JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この犬種の性格とケアの要点

家族に穏やかで、家をじっと見張る力の強い犬。よその犬とは距離を取りたがる子が多く、家の中でのんびり過ごすのが好きな傾向があります。

暮らしの中では、夏の暑さ対策・体格に見合った運動と体重の管理・体重と歯のこまめな確認に手をかける時間が長くなります。

人やほかの動物に慎重なことと超大型犬ならではの力の強さから、初めて犬を迎える人には難易度が高めとされる犬種です。しつけ教室やトレーナーなど、相談できる相手を先に決めておくと進めやすくなります。

  • 夏の暑さ対策
  • 体格に見合った運動と体重の管理
  • 体重と歯のこまめな確認

気質

甘えん坊度4
子どもとの相性3
犬同士の相性2
ほかの動物との相性2
人なつこさ2
活発さ2
吠えやすさ2
しつけやすさ3
初めての飼い主向き2

暮らしの負荷

抜け毛の多さ2
太りやすさ3
暑さへの強さ2
寒さへの強さ3
サロン依存度1
デンタルケア優先度2
集合住宅への適性3
留守番への耐性3
運動量の目安3
運動のタイプ
歩くこと、そして見張り役としての仕事。落ち着いた運動を好みます。全力で長く走らせるような運動には向きません
お手入れ
カットは不要です。毛が短いので、週1回ゴム製のブラシをかけて抜け毛を取れば足ります。顔のしわ、まぶた、皮膚のたるんだところ、それに垂れ耳の内側。この4か所は毎日のように見てあげてください
トリミング
不要

解説

ブルマスティフ

沿革

19世紀なかばのイギリスで生まれました。夜の狩猟地に入りこむ密猟者を追い払う番犬としての役目です。

名前のとおりブルドッグマスティフをかけ合わせた犬種で、侵入者を押さえこんで捕まえる仕事をしていました。1900年ごろにはこの犬種だけの展覧会も開かれましたが、姿かたちが安定せず人気が落ちた時期もあります。改良を重ね、1925年にいまとほぼ同じ犬種標準が公認されました(JKC沿革より要約)。

一般外貌

力強くがっしりしていながら、全体のつり合いがとれた体つき。丈夫そうに見えて動きはぎこちなくなく、健康的で活発です(JKC標準)。頭は大きく四角ばり、鼻先は短めで幅広。耳は垂れています。

認められている毛色はブリンドル・フォーン・レッドの3つ。どれも口のまわりが黒いこと(ブラック・マズル)が条件で、胸に小さな白い斑があるのは許されます。

性格と暮らし

JKC標準の性格記述:「威勢がよく、用心深く、忠実である」(出典: JKCブルマスティフページ 2026-07-14確認)。 家族には穏やかで一途。よけいな声で吠えない、静かな番犬です。そのかわり、自分の縄張りと家族を守ろうとする気持ちが強く、知らない人や犬には用心深くなります。

50kgを超える力と守ろうとする本能。この2つをこちらでコントロールするには、ぶれないしつけを続けて、子犬のうちからいろいろな人・犬・場所に慣らしておいてください(社会化)。初めての1頭にはすすめにくい犬種です。同性の犬とはぶつかりやすい傾向にも気をつけてください。

ケアのポイント

まず取り組むのは、子犬のうちからの社会化としつけです。この体格の犬と安全に暮らせるかどうかは、ここで決まります。

運動は1日30〜60分あれば足ります。激しく長く走らせるより、落ち着いた散歩のほうが向いています。

毛が短いのでサロンに通う必要はほとんどありませんが、顔のしわ・まぶた・皮膚のたるみ・垂れ耳の中は毎日見てあげてください。

そして胃のねじれ。早食いをさせない、食後すぐに激しく動かさない。おなかが張って吐けずに苦しむ——この最初のサインを覚えておくと、いざというとき動けます。

出典

2

  1. 01番犬・家庭犬
    出典サイト ↗
  2. 02無駄吠え少ない落ち着いた番犬

このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。